この土曜、日曜で昭和大学医学部Ⅱ期と藤田保健衛生大学後期の
1次試験が終わり、今年度の私立医学部一般入試も3月7日(土)の
関西医科大学後期、3月8日(日)の近畿大学医学部後期、3月10日(火)
の大阪医科大学後期を残すのみとなりました。
このうち大阪医科大学は、入試難易度の高さから受験をためらう
受験生も多いと思います。関西医科大学は試験会場が大阪しか
ないことや定員が7名と少ないことから受験しにくいかもしれません。
大阪医科大学、関西医科大学、近畿医科大学医学部の3校の後期
入試で最も多くの志願者を集めているのは、近畿大学医学部です。
定員は5名と少ないのですが、近畿大学医学部は前期で繰り上げ合格
を出さず、後期で補充することや、東京会場もあることから志願者も多く
なっています。
この近畿大学医学部後期試験の過去問対策をやるのであれば、後期の
過去問でやってください。前期試験の過去問をやっても、ほとんど意味が
ありません。近畿大学医学部一般入試の前期試験は医学部だけの問題で
行われます。一方、近畿大学医学部後期試験の問題は他学部と共通の
問題になります。近畿大学医学部入試では、前期と後期では全く問題の
難易度が異なります。
過去問を解くのであれば、ぜひ後期の過去問を解いて下さい。