昭和大学医学部に進学した去年の生徒3人に会いに
昭和大学富士吉田キャンパスに行ってきました。

ご存知のように昭和大学医学部の1年生は山梨県の
富士吉田キャンパスでの全寮制の生活になります。
この昭和大学の富士吉田キャンパスでは医学部に
限らず歯学部、薬学部、保健医療学部の1年生も
全員が寮生活を送ります。

寮は4人部屋が基本で学部の異なる1年生が同室と
なります。1年間、同じ部屋で過ごした仲間とは
その後も付き合いが続くようです。

私は授業が終わる時間を見計らって行きましたので、
私が富士吉田キャンパスに着いてしばらくすると、
授業を終えた昭和大学の1年生がゾロゾロと出てきました。

富士吉田キャンパスでは、学生全員がネームホルダーを
首からぶら下げているのですが、ネームホルダーの紐の
色は学部ごとに異なり医学部は青です。

医学部は医学部だけで固まるのかなと見ていると、
そんなことは全くありませんでした。様々な色の
ネームホルダーの学生が集まってワイワイやっています。
メルリックスの卒業生に聞いたところ、「寮もあるけど、
他学部とグループになって行う授業も少なくないので
男女を問わず自然とみんな仲良くなる」とのことでした。
医療系4学部の連携が富士吉田キャンパスでは上手く
とれていると感じました。

メルリックス出身の昭和大学医学部1年生3人は全員が
男子なのですが、私と3人が立ち話をしているところを
通りかかった他学部の女子からも「何してんの」と声が
掛かったりしました。

またグランドが広く、学生たちが集まって野球やサッカーを
していました。体育館でも汗を流す学生が多く見られました。
生き生きとしている昭和大学の1年生達を見ていると、周りに
何も無い環境の中で1年間、寮生活をするのも良さそうだなと
感じました。

さて、その昭和大学医学部ですが、一般入試Ⅰ期とセンター試験
利用入試で正規合格をすると、私立医学部で6年間の学費が最も
安くなります。このことから、国公立大学医学部との併願者が
多くなり入学辞退者も多く、必然的に繰り上げ合格者も多くなります。

また、昭和大学医学部の学力試験は英語と数学を一度に行いますので、
これへの対応を練っておく必要があります。生徒に合わせた対策が
必要で、ここは予備校の腕の見せどころです。

昭和大学では医学部への転部制度もありますが、こちらはあまり
期待しない方がいいと思います。