7月5日(日)は東海大学医学部についての説明を
お聞きした後、久留米大学医学部について、
久留米大学医学部で入試をご担当される教授から
ご説明をいただきました。
まず久留米大学医学部に今年の4月に
入学した昨年のメルリックスの生徒から
「久留米大学医学部に進学しての感想。
久留米大学医学部に合格できた理由。
久留米大学医学部を志願する後輩達へのアドバイス」
の話があり、続いて久留米大学医学部の教授のお話を伺いました。
久米大学医学部の特徴などについての
ご説明に続き、今年2月の2015年度入試の結果について
「1次試験の合格最低点は257点(64%)。380名をカットラインと
考えているが同点で15名がいたことで1次合格者は393名。
来年は1次合格者数を少し絞るかもしれない。
前年の1次合格最低点は232点であったので
1次合格最低点は25点アップした」
といった話をして下さいました。
久留米大学医学部の補欠繰り上げについても
「補欠は100名と決めている。今年は繰り上げ合格が少なく9名で、
最終繰り上げ合格者は補欠順位19位であった」
2次試験については「小論文は50点の配点があるが面接も配点がある。
面接では医師としての適性と意欲を見ている。
予備校の中には面接で、親が医師ということは言わない方が
いいと言っている予備校もあるらしいが、なぜなのか理解に苦しむ。
私は医者で子供も医者なんだが・・・」
さらに来年の2016年度の久留米大学医学部入試について
「来年度入試から一般推薦の募集人員を5名増やし10名とし、
一般入試の募集人員を5名減らし福岡県特別枠と合わせて90名とする」
といった話の後、
2016年度入試について「私の予想」ということで
「今年の入試で、○○は点数が悪すぎて採点をやり直した。
この科目は出題傾向から、かなり変わるかもしれない」
「小論文は、最近の医療に関して話題になっていることがテーマとして有力」
といった話がありました。
久留米大学医学部の説明会は
予定時間いっぱいまでお話下さった関係で全体での
質疑応答の時間を取ることは出来ませんでしたが、
個人的に質問や相談を受けていただきました。
久留米大学医学部の説明会終了後は、
食事をご一緒させていただきました。
この教授はもう7年程、毎年説明会に来て下さっていて
いつも食事もご一緒させていただいていますので、
リラックスした雰囲気の中で、突っ込んだ話もさせていただきました。
今年の入学者の質については
「学費を値上げしたにもかかわらず受験してくれた人達だから
久留米大学医学部への思い入れも強く、優秀であった」
また、「学費値上げに伴い寄付のお願いはしない」と
昨年は聞いていたのですが「寄付を依頼されたという話を聞いた」
という話がありましたのでお聞きしたところ
「寄付のお願いはしない」とのことでした。
来年の久留米大学医学部一般入試の1次試験日は、
日本大学医学部(N方式)、帝京大学医学部の1日目と重なります。
今年は他の大学との試験日の重複はありませんでしたが
来年は東京の2大学と重なります。
久留米大学医学部の東京会場での
今年の受験者は約900名です。
久留米大学医学部受験者の
半数近くが東京会場での受験ですので
東京の2大学との試験日重複の影響は、
慎重に見極める必要があります。
また、一般入試の定員減の影響、
学費値上げの浸透による影響なども
同時に考える必要があります。
まだ、来年の久留米大学医学部の
志願動向についてお伝えするのは
早いのですが、今後、じっくり検討を重ねていきます。