今春入試で志願者を大きく減らした藤田保健衛生大学が
入試改革に乗り出します。
藤田保健衛生大学では、6月1日から新しい医学部長が就任されています。
藤田保健衛生大学のホームページを見ても、
新医学部長就任については触れられていないようですので、
ご存じない方が多いと思います。
2013年に「医学部長が理事長を告訴」ということもあって、
学内が少しギクシャクしていたのかもしれません。
藤田保健衛生大学の前医学部長も入試には大変力を入れていらっしゃったのですが、
今後は一層、良き人材の確保に向けて入試改革を進めていくようです。
新医学部長就任に伴って、医学部内のいくつかの要職も
担当教員が変更になったようです。
藤田保健衛生大学に進学した生徒から「入試が変わるらしい」
との話があり、早速「日本一私立医学部入試に詳しい」スタッフが
藤田保健衛生大学にお伺いさせていただきました。
今年の4月に完成した新病院は、屋上にヘリポートを備えるなど、
最新の設備を誇る病院なのですが、更に坂文種報徳會病院も
新病院を建設中とのことでした。
さて、藤田保健衛生大学の入試ですが、いくつか変更点があります。
まず推薦入試ですが、これまで藤田保健衛生大学推薦入試の数学は、
ほとんど数学Ⅰからの出題で、なおかつ一般的な数学の入試問題とは
多少異なるひねりの効いた問題が出題されていたのですが、
どうやら変化がありそうです。
藤田保健衛生大学は現役生の数学の進度に高い関心を持っているようで、
藤田保健衛生大学推薦入試の数学で、
数学Ⅲからの出題があるかもしれません。
今年は作問が間に合うか微妙ですが、藤田保健衛生大学が推薦入試で
数学Ⅲからも出題したいという意欲を持っていることは間違いなさそうです。
この他にも入試の変更点がありますが、次回、引き続きお伝えします。