医学部入試

藤田保健衛生大学で入試変更(2015-8-22)

前回、藤田保健衛生大学の推薦入試の数学
数学Ⅲが出題される可能性があるとお伝えしましたが、
昨年までの藤田保健衛生大学推薦入試
「数学」ではなく「数理的問題」とされていました。

それが今年からはっきり募集要項に「数学」と明記され、
出題範囲は数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学Bとされました。

ただ、注意書きとして「現役生については高等学校の進捗状況に
配慮します」とあります。
現役生は選択問題となるのか、高校3年生の1学期で
当然終えている範囲での出題となるのか、気になるところです。
もちろん、数学Ⅲは出題されないということも十分考えられます。

さて、藤田保健衛生大学一般入試ですが、
前期も後期も、募集人員が変更になります。

藤田保健衛生大学一般入試の前期の募集人員はこれまで60名でしたが、
2016年度入試から10名増員され、70名になります。

募集人員が10名増えるということは、
合格者が単純に10名増えるということではありません。
合格者の中から入学辞退者が出るわけですから、
募集人員が10名増えれば合格者は20名、30名と増えるかもしれません。
それだけチャンスが大きくなります。

これに対して、藤田保健衛生大学一般入試後期の募集人員ですが、
これまでの25名から10名減り、15名になります。
藤田保健衛生大学一般入試の後期は、
これまで以上に厳しくなると考えていいでしょう。

藤田保健衛生大学一般後期は、定員が減るだけでなく、
これまで理科は1科目選択だったのですが、
理科2科目選択になります。

医学部受験生なら理科は2科目を準備しているでしょうが、
理科2科目のうち1科目に苦手意識を持つ医学部受験生は
出願をためらうかもしれません。

次回も、藤田保健衛生大学についてお伝えします。