メル本(ボン)、私立医歯学部受験攻略ガイドの
2016年度版が書店に並びました。
2016年度版には東北医科薬科大学医学部
(2016年4月から大学名変更の予定)のページがあります。
原稿締切時点で判明している入試情報を掲載していますが、
その時点では公表されていない情報もあり、
このブログでお伝えすることも控えていました。
大学が公表する前に私達が情報を漏らしてしまえば、
時間をかけて築いてきた大学との信頼関係が崩れてしまいますので
情報解禁日を待たざるを得ません。ご了承下さい。
さて東北薬科大学医学部の入試ですが当初、
修学資金枠の定員を50~55名としていましたが
55名で確定しました。
内訳は主に宮城県地域枠と考えていい
A方式35名と宮城県以外の東北地域枠と考えていい
B方式20名になりました。
この東北薬科大学医学部の修学資金枠の
55名の出願資格には出身地などの制限はありませんので、
医学部受験生なら基本的に誰でも出願可能です。
「東北薬科大学医学部の修学資金枠は地域枠と考えていい」
としましたが、厳密には地域枠とは言えないとも思います。
修学資金枠で入学すると、希望した県の
修学資金制度に応募する必要があります。
ここまでは地域枠の流れです。
しかし、この修学資金制度の説明をよく読むと
地域枠と言っていいのか疑問も感じます。
東北地方で活躍する医師を養成するという
医学部開設の趣旨が本当に守られるのか、
やや心配ですが、これ以上は差し控えます。
話を戻しますが修学資金枠55名に対し一般枠は45名です。
試験科目は1次試験が英語、数学、理科2科目で配点は、
それぞれの科目100点の合計400点。
試験時間は英語70分、数学70分、理科2科目120分です。
1次試験で小論文も行いますが、1次試験の合否判定には使用しません。
小論文は60分、600字以内です。
長くなりましたので、
東北薬科大学医学部(東北医科薬科大学医学部)について
次回も引き続きお伝えします。