一昨日、兵庫医科大学で入試を担当される方が
メルリックスに来校されました。
兵庫医科大学の入試を担当される方は、
福岡校での入試説明会に毎年のように
おいでいただいてお会いするのですが、
一昨日ご来校下さった方は責任ある立場の方で
お会いするのは2度目のことです。
兵庫医科大学の医学教育への取り組みや
入試に対する考え方をお聞きしました。
その中で「兵庫医科大学では
学生の意見もカリキュラムに反映されている」
というお話を伺いました。
例えば「学年末の試験の日程や期間も
学生の意見を取り入れたりしている」とのことでした。
学生を大切にする姿勢が感じられます。
ここのところ兵庫医科大学は医師国家試験でも
素晴らしい結果を出されていますが、
学生を大切にする姿勢が
バックボーンとなっているように思いました。
最近は医学部の方と直接お話しさせて
いただく時には「留年することなく6年で
卒業する学生の割合は?」と
6年ストレート卒業率をお聞きしています。
公表はされていませんが
兵庫医科大学の6年ストレート卒業率は
隠すような数字ではありませんので
公表してもいいのではと思いました。
受験生の皆さんが気になる
多浪生や再受験生の扱いですが、
何にも心配する必要はありません。
具体的なデータも見せていただきましたが、
多浪生も再受験生も余計なことを
心配することなく兵庫医科大学を受験して下さい。
また、補欠についてですが
1次候補は正規合格者の入学手続締め切り日を
区切りとして、その辺でほぼ繰り上げ合格になりますが、
問題は2次補欠になった場合です。
兵庫医科大学では
一般入試の繰り上げ合格者数を公表しています。
今春の兵庫医科大学一般入試の
繰り上げ合格者数の公表数は75名でした。
兵庫医科大学一般入試で
2次補欠になった場合、「待っていても意味がない」と
思う受験生もいるようですが、そうではありません。
「繰り上げ合格者」を「繰り上げ合格の基準に達した者」ないし
「繰り上げ合格の連絡をした者」と考えると兵庫医科大学の
「繰り上げ合格者数」は、もっと多くなります。
ご説明をお聞きした私の印象は
「そんなにいるんだ!!」というものでした。
今春入試での繰り上げ合格者は
例年に比べ多かったとのことですが、
それを考えたとしても
「兵庫医科大学の2次補欠では合格はほとんど無理」と
考える必要はないでしょう。
また、私達から兵庫医科大学の入試を担当される方に、
いくつかご提案をさせていただきました。
ひょっとしたら今後、
兵庫医科大学の入試に反映されるかもしれません。