医学部入試

親の頃とは違う医学部入試で合格するために

前回と前々回とで医学部受験生の親が
入試を受けた頃と現在の医学部入試との
違い
についてお伝えしてきました。
親御さんが大学を受験した当時は、
私立医学部のいわゆる新設校の中には
入試難度が高くない「入りやすい大学」もありました。
しかし、現在の医学部には
「入りやすい大学」は存在しません。
現在では、私立医学部の中では入試難易度の
低い大学でも早稲田、慶応のそれも
最も難しい学科と同じレベルになっています。
それだけ厳しい医学部入試に
勝利するためには何が必要
なのでしょうか?

入試は時間との戦いでもありますので、
効率的でかつ周到な準備が必要です。
入試で必要なのは合格点であって
満点ではありません

自分の志望校の入試で、いかに確実に
合格点を取るかを考えることが大切です。
もちろん、どんな問題も完璧に解く力を
身に付けることができれば、
それに越したことはありません。
しかし、それは現実的とは言えないでしょう。
そうであるならば、自分の志望する大学で
出題される問題で合格点を確実に取れるように
するための方法、道筋を考えるべきでしょう。
満点は取れないが、合格点なら何回やっても確実にとれる
これこそが医学部受験生が目指すべきゴールです。

では、具体的にはどうやっていくべきでしょうか?
特に医学部一般入試まで2ヶ月を切った
今からの勉強は、どうすべきでしょうか?
次回以降でお伝えさせていただきます。

ところで、医学部推薦入試の合格発表が
続いています。合格のご報告をいただく中で、
合格まで導けなかった生徒のことが
どうしても気になります。
全力で医学部推薦入試に向け努力を重ねた
にもかかわらず結果を出すことが出来なかった
一人ひとりのことが気に掛ります。
私も掛ける言葉が見当りません。
そんな生徒達のことも頭に置きつつ、
一般入試までの最後の追い込みについて
お伝えしていきます。