来年1月16日（土）、17日（日）に実施される大学入試センター試験の
志願者数が確定し、12月4日（金）に大学入試センターから発表がありました。
（12月7日（月）に訂正の発表がありました）

2016年度のセンター試験志願者は前年より4,633人増え563,765人と
なりました。センター試験志願者の内訳を見ると高校卒業見込者（現役生）
は前年より6,940人増えて462,332人で、高校卒業者（浪人生、再受験生）
は前年より2,274人減って96,454人でした。その他の高卒認定等は前年に
比べ33人減の4,979人でした。

現役生が増加した要因は、2016年3月高校卒業見込者（高校3年生）のうち
センター試験に出願した受験生の割合を示す「現役志願率」が43.4％と
過去最高になったことが挙げられます。高校卒業見込者は前年より5,300人
程度減少し1,065,287人ですが、現役志願率は前年に比べ0.9％上昇しました。
2012年度入試の現役志願率は41.6％ですから、2012年に比べると1.8％上昇
しています。2012年のセンター試験志願者全体のうち現役生の割合は79.2％
だったのですが2016年度では82.0％まで上昇しました。逆に言うと浪人生の
比率が下降を続けているということです。

また、センター試験に参加する私立大学も前年から4校増えて527大学となりました。
国公立大学と合わせると693大学がセンター試験を採用するまでになったことも
志願者増の要因の一つと考えられます。

大学入試センター試験志願者数についてはコチラ