私立医学部一般入試まで残すところ1ヶ月となったこの時期
の勉強の進め方の基本的な考え方について前回お伝えしました。
その中で、科目で言えばポイントは化学だと書きましたが、その話を
もう少し。
医学部入試では、英語や数学も、もちろん大切ですが
残された時間を考えれば、理科に重点を置くべきです。
高校3年間の授業で英語や数学と理科、例えば化学の授業時間を
比べると、ほとんどの高校で英語や数学の授業時間の方がかなり
多いと思います。
英語や数学はそれだけやるべき量が多いのです。
英語や数学は高校3年間をとおして授業があっても化学は2年間
だけという高校も多いと思います。
短期間で効果を上げるとすれば、やるべき量の少ない科目の方が
得点力アップの可能性は高いと言えます。理科の中でもほとんどの
医学部受験生が選択する化学がこの時期からのポイントになります。
さて、私立医学部入試の化学ですが、医学部入試で合格するために
は知識系の問題を落とすことは出来ません。
医学部合格者なら化学の知識を問う問題は出来て当然とも言えます。
医学部の化学は他の学部に比べ、有機分野が多く出題されます。有機
分野と無機分野を合わせると半分くらいがこの2分野からの出題になり
ますので覚えるべきことはしっかり覚えて下さい。
そして医学部の化学で全体の半分くらいが理論分野からの出題になります。
医学部入試の化学では、やはり理論分野の出来不出来が合否を大きく左右
します。知識系の問題を時間をかけずにしっかり解いて、あとは理論勝負と
なります。
医学部入試の理科は2科目で120分、1科目60分の大学がほとんどです。
医学部で合格するためには理科は短い時間で解くことが必須です。
医学部一般入試までの残された1ヶ月は、化学の入試問題に向き合った時、
短い時間で正確に解けるようになることを考えて勉強を進めて下さい。
ところで宣伝っぽくて申し訳ありませんが、今年の6月くらいに受験映像
コンテンツで日本最大級の「スタディ・タウン」というところからメルリックス
の化学主任講師に映像授業のオファーがありました。
その主任講師のうわさを何度も聞いたらしく突然の出演依頼でした。
私達も自信を持っている先生ですので、映像の撮影に時間を割くことを
了承しました。
その授業動画が完成しましたので、良ければご覧下さい。
メルリックスの卒業生から圧倒的な信頼を得ている講師が、私立
医学部の理論化学を短時間で解くポイントを解説しています。
医学部の化学の得点力アップのお役に立てると思います。
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