医学部受験生がこの時期から力を入れる科目として化学を挙げましたが、
今回は私立医学部の英語対策についてお伝えします。

医学部入試を受ける場合、一般入試はもちろん、編入学試験でもAO入試でも
数学や理科を避けることが出来ても、英語だけは避けることが出来ません。
唯一、英語なしで受験できるのは東京女子医科大学の推薦入試だけです。
医学部受験生なら英語は避けて通れないと考えて下さい。

さて、目前に迫った医学部の一般入試を考えた場合、英語の配点が高い大学は
あっても英語の配点が低い大学はありません。例えば数学が苦手なら帝京大学
医学部一般入試を数学なしで受験することも可能です。近畿大学医学部前期の
数学の配点は100点ですが、英語の配点は200点です。近畿大学医学部前期
試験では、英語は数学の2倍の配点になっています。順天堂大学医学部一般でも
同じように英語200点、数学100点の配点になっています。他の科目に比べて英語の
配点が高い医学部は他にもいくつかあります。

この様に私立医学部入試では英語の配点が高い大学がいくつかあり、英語の出来が
合否を左右することも多々あります。

さて、この時期からの医学部英語の対策はどうすればいいのか、次回は具体的
な方法をお伝え致します。