私立医学部で合格するためには、配点の大きい大学が
少なくない英語でしっかり点を取ることが欠かせません。
また、数学は大問4題で1題25点といった感じで1問の
点が大きく、1問の出だしで勘違いや計算間違いなどが
あって完答したはずが点になっていないということもあります。
こういったことから数学が得意であっても、実際の入試で
大きく点を落とすこともあり得ます。一方で英語は、毎回
ほぼ実力どおりの結果が出る科目です。
こういったことから私立医学部で合格するためには英語の
最後の仕上げが重要になります。では、具体的にこの時期
からの医学部の英語対策として、どの様なことを進めて行けば
いいのでしょうか?
まず、私立医学部の英語は大学ごとにその傾向がはっきりしていると
言えます。例えば長文問題で、医療に関するテーマが頻出の
東邦大学医学部や北里大学医学部。英作文の他は長文問題だけの
順天堂大学医学部。日本医科大学はさらに極端で長文3題のみ。
文法問題に独特の特徴がある東京慈恵会医科大学。内容合致、
空所補充、短文完成、整序英作文と出題パターンが変わらない
近畿大学医学部など大学ごとに傾向がはっきりしています。
私立医学部の英語が大学ごとに特徴があるのであれば当然、
過去問対策は欠かせません。受験生が自ら傾向分析をするのは
大変だと考えるのであれば、予備校の大学別の対策講座に
参加するのもいいでしょう。もちろん、メルリックスでも医学部
大学別対策講座を行っていますので、よろしければご参加ください。
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私立医学部の英語が大学別に傾向がはっきりしているとしても、
私立医学部全体の英語を考えた時に言えることが一つあります。
それは「私立医学部の英語は、試験時間に比べ問題量が多い」
ということです。私立医学部の英語で合格点を取ったり英語で
稼ぐためには「スピード」が欠かせません。この時期からの医学部
英語対策は、どうやって英語を解くスピードを上げるかに尽きます。
医学部英語を解く際のスピードを上げるための、これからの
勉強方法については、また次回に。