医学部受験生の皆さんは、
最後の追い込みに集中しているところだと思います。

なんだかんだ言っても、試験直前の猛勉強は効きます。
詰め込みだろうとなんだろうと
自分で出来る最善、最大の努力をして下さい。

医学部受験生の皆さんの気持ちは
1次試験の学力試験のことばかりに向きがちだと思いますが、
医学部入試は基本的に1次試験と2次試験に分かれており、
1次試験を通っても2次試験を通らなければ
医学部に進学することは出来ません。

もちろん、1次試験に合格しなければ
2次試験を受験することさえできませんので
医学部受験生なら1次試験の学力試験対策に
力を入れるのは当然です。

とは言え、医学部の2次試験対策を全くやらないというのは、
ちょっと乱暴過ぎるでしょう。

医学部の2次試験ではほとんどの大学で
小論文と面接が課されます。

1次試験の時に小論文を書く大学もありますが、
その時も小論文は1次試験の合否判定には使用せず、
2次試験の合否判定の際に使用します。

医学部の小論文や面接では、
現在の社会で話題となっているテーマが扱われることが多くあります。
これは、医学部受験生の社会的なバランス感覚を確認するためです。

「学力試験は出来ていても、
世の中の動きに全く関心のない人が良い医療人となれるのか？」
ということです。

「小さい頃から塾に通い中高一貫の進学校で勉強ばかり、という受験生が
臨床の現場で患者さんやご家族の痛みが分かるのか？」
ということでもあります。

一般的に私立大学医学部では
良き臨床医養成を主な目的としていますので、
そこはしっかり受験生を見たい、ということです。

一方で、現実問題として
医学部受験生が毎日じっくりニュースを見たり
新聞を読んだりすることは難しいでしょう。

メルリックスでは小論文の授業の中で
社会的に関心の高いテーマを取り上げますが、
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