メルオン

医学部入試と社会的な出来事

医学部2次試験の小論文や面接では、
受験生の社会的なバランス感覚を確かめるために
現代社会の問題点や最近の社会的ニュースなどが扱われがちです。

これは、歯学部入試の小論文や面接でも同じです。
例えば医学部や歯学部の面接
「最近のニュースで関心を持ったものは?」
という質問がその典型です。

では、最近のニュースや社会的な問題について、
医学部受験生歯学部受験生は、
どこまで知っておけばいいのでしょう。

先日のこのブログでもお伝えしたように、
医学部受験生歯学部受験生も、
まずは学力試験に力を集中するべきです。
ですから、医学部の小論文対策面接対策には
時間をあまりかけられません。
歯学部受験生も同じです。

まず第一に考えなければならないことは、
医学部受験生歯学部受験生
小論文対策や面接対策は志望校に合格するために行う
ということです。

もちろん、単に合格のためということでは
ないという考え方もあると思いますが
「志望校に合格するため」
ということがまずはベースにあると思います。

「志望校に合格するため」であれば
小論文の評価者や面接官が満足すれば
「とりあえず良し」です。
医学部受験生歯学部受験生もこのレベルを目指して下さい。

では、小論文の評価者や面接官が満足するレベルとは、
どの程度を言うのでしょうか?

忘れてならないことは、小論文を書いたり面接を受けたりするのは、
あくまで受験生
ということです。
けっして医学や歯学の専門教育を受けた者ではありません。
医学や歯学に関心があったとしても、
それは高校生であったり高校を卒業して間もない受験生としての話です。

社会的なニュースや問題、特に医療に関するものについて
専門的な知識が必要かと問われれば「全く必要がない」と答えます。
それでメルリックスの生徒は、しっかり合格しています。
むしろ小論文や面接ではメルリックスの生徒達は強さを発揮しています。

ある大学の方から「面接で高評価を受けた受験生は
メルリックスの生徒ばかりだったので面接のやり方を変えた

と言われたこともあります。

ちまたにある小論文や面接の対策本を読むと
医学部受験生なら専門的なことが言えないとダメだと書かれていますが、
著者が医学部や歯学部の関係者と会わずに
「医学部入試はこうだろう」と想像で書いているとしか思えません。

必要以上に医学部の小論文・面接歯学部の小論文・面接
恐れを抱くことには注意すべきです。
医療に関心はあっても受験勉強に忙しい受験生が相手だということは
入試担当者なら当然、理解しています。

ただ、再受験生であれば普通の受験生とは
また違うレベルが求められることも理解する必要があります。

メルリックスでは12月31日も1月1日も自習室を開けています。
本来、ビルの管理上の問題で開けることが出来なかったのですが、
生徒の熱意がスタッフを動かしました。

大晦日も元旦も志望校合格に向かって
全力投球の受験生は日本中に数多くいます。
不安を感じることもあるかもしれません。
しかし、受験生なら当たり前です。
自分だけが不安と闘っているわけではありません。

冬が来たら次には桜の咲く春が必ず待っています。
自分を信じて目標に立ち向かって下さい。