2008年度の入学者から医学部の定員は、
これまで毎年増加を続けています。
医学部定員増の根拠は
2006年の「新医師確保総合対策」
2007年「緊急医師確保対策」
さらに「経済財政改革の基本方針2008」
と3つの政策によります。
これにより、2007年度の医学部入学定員は7.625人だったのですが
2015年度には9.134人にまで増えました。
過去8年で医学部入学定員は1.509人も増加しました。
そして、2016年度では東北薬科大学に新しい医学部の設置が認められ、
東北薬科大学(4月から東北医科薬科大学)医学部だけで
医学部定員は100人増えることになります。
東北薬科大学医学部とは別に
2016年度の医学部定員は28名増となります。
このうち国立大学医学部は2大学で計10名、
私立大学医学部は7大学で計18名増となります。
2016年度の医学部定員増は、
いずれも地域枠での定員増になります。
地域枠と言っても愛知医科大学の「愛知県地域特別枠」のように
出身地の制限が無い地域枠もありますので、
最初から自分には関係がないとは思わないで下さい。