医学部入試

今日から、大学入試センター試験が始まりました。
センター試験に出願していない私立医学部受験生も、
「いよいよだな」という気持ちになっていることでしょう。

今日センター試験を受験した方は、今日のことは忘れて
明日のことだけを考えてください。
答え合わせは、センター試験が全て終わってからにしましょう。
明日は今日とは違う科目を解くわけですから、
気になるかもしれませんが、ここは我慢です。

さて、昨日は各大学のセンター試験利用入試の他に、
杏林大学医学部埼玉医科大学(前期)藤田保健衛生大学(前期)
川崎医科大学の一般入試出願締切日でした。

この中で、杏林大学医学部の攻略法をお伝えします。

杏林大学医学部は、ここのところ、じわりじわりと
受験生の人気が高まっています。

いわゆる新設医大の中では、西の近畿大学医学部と並んで、
旧設医大に迫る入試の難易度となっています。

杏林大学医学部の入学者比率を見ると、現役生は2割を切る水準です。
2014年4月入学生117人中、現役生は15名で、
12.8%しかいませんでした。

数年前に、杏林大学医学部の方から、
「もう少し現役生を入学させたいのだが、どうしたらいい?」
というご相談を受けました。
いくつかご提案して、実際に採用もされましたが、
まだ十分に効果が出ているとは言えないようです。

ここに、杏林大学医学部攻略の一つのヒントが隠されています。
このことについては後述します。

まず、杏林大学医学部1次試験ですが、
2時間目の数学がポイントになります。
「ポイントになる」というのは、たくさん点を取らなければならない
ということではありません。
「点が取れなくても気にしない」という気持ちの持ち方がポイントになります。

杏林大学医学部の数学は、医学部入試全体の中で見ても、難しい部類に入ります。
難しい理由は、二つ。
一つは「試験時間が60分と短い
もう一つは、「誘導形式の問題が多いものの、誘導に乗りにくい問題もある上に、
乗ってからも簡単ではない
」。

杏林大学医学部の数学は、試験時間が短いだけでなく、
問題そのものもスムーズには解きにくくなっています。
ですから、杏林大学医学部の数学攻略法は、
「全問完答を狙わずに、解ける問題を手際良く」です。
これは、杏林大学医学部の数学の過去問を解いて、
感覚を磨いておくといいでしょう。

杏林大学医学部の数学は、誰もが苦労します。
「全然できなかった」と思っても、落ち込む必要はありません。
他の人も「全然できなかった」と思っていますので。
ここで落ち込んで、次の英語の時間に集中力を欠くことのないように注意してください。

杏林大学医学部攻略の一つのヒントが隠されている。このことは後述する」
と前半に書きましたが、少し長くなりましたので次の機会にお伝えします。

今、知っておかなければならないということではありませんので、
お許しください。