愛知医科大学で1次試験の合格発表があり、
424名が愛知医科大学の1次試験に合格されました。
昨年の愛知医科大学1次合格者は423名でしたので、
昨年より1名多い1次試験合格者でした。
今年の愛知医科大学一般入試の志願者は、昨年より23名少ない
2,186名でした。
前年に比べて1.1%の減少ですが、大きな違いはありませんでした。
1次試験合格者数も、昨年とほぼ同数ですので、
今年の愛知医科大学は前年並みと考えていいでしょう。
そうなると、正規合格者は137~140名程度になると思われます。
さて、愛知医科大学の2次試験では、小論文と面接が課されます。
愛知医科大学の小論文は、テーマ型で60分、600字です。
昨年の愛知医科大学2次試験の1日目の小論文は、
「『顔』というテーマで述べよ」という出題でした。
こういったタイプの小論文には、知識より豊かな想像力が必要ですので
慣れておいてください。
愛知医科大学の面接は、私立医学部で最も厳しい面接です。
時間は25分~30分程度かかる場合が多く、
内容も様々なパターンで受験生に迫ります。
圧迫面接もあり、資料や写真、絵を渡されて、即座に答えを求められたりします。
こういった面接は、行う大学側にも大きな負担がかかりますが、
愛知医科大学は、それでも「いい学生を入学させたい」という気持ちで
面接を行っている、と説明を受けています。
それだけ愛知医科大学が面接を重視しているわけですから、
受験生としてもしっかり準備をして面接に臨みたいものです。
面接の練習は1回に長い時間をかけるより、
30分以内の練習を繰り返した方が効果があります。
30分の面接練習1回で仕上がる場合もありますし、
何回か必要な場合もあります。
いずれにしても、自分の準備した「答え」を
誰かに聞いてもらったほうがいいと思います。
午前中に30分の面接練習を一度やって、午後にもう一度やる、
あるいは翌日にもう一度やる、といった感じです。
自分の中で熟成させる時間が必要です。
愛知医科大学の面接は、面接官3名が受験生を評価します。
面接官の評価が分かれた場合の対処方法もお聞きしましたが、
手間はかかっても本当にいい人材を入学させたい、という
愛知医科大学の強い意志を感じます。
愛知医科大学が面接にこれだけ手間をかけているわけですから、
表面的な答えでは面接官から高い評価はもらえそうにありません。
「医学部の面接ってこうだろう」という想像では太刀打ちできないと思います。
愛知医科大学が、受験生のどこを見て、どういう答えを期待しているかを
知ることが、合格への第一歩になります。