今年度医学部入試最大のトピックスは
東北薬科大学に医学部が新設され、
一期生のための入学試験が行われることでしょう。

医学部が新たに設置されることに伴い
現在の東北薬科大学という大学名も
4月からは東北医科薬科大学に変更されます。

なにせ、初めての医学部入試ですから大学側も大変だったでしょうけど、
受験生もいったいどの様な入試になるのか手探りで大変でしょう。

東北薬科大学の医学部開設をご担当される方からは、
いろいろとご相談を受けましたので、
こういう入試になるだろうという想像はしています。

東北薬科大学医学部の入試問題は、
医学部としてはごくオーソドックスなもので
正規合格の最低点は7割くらいだろうと考えています。
小論文も、凝ったものではなく課題文型で
60分600字～800字ではないかと思います。

東北薬科大学医学部の教員は、
東北大学医学部からも多い様ですが、
東北大学の入試に似ているとか影響を受けるということは無いと思います。

新しい教員が着任するタイミングは入試問題を作る時期とズレていますので、
少なくとも今年度入試は影響ないと考えていいでしょう。

ところで東北薬科大学から医学部の出願状況が発表されています。
それによると医学部入試検定料入金数は2,463件で
募集定員100名に対して倍率24.63倍となっています。

また入学枠の希望状況も出されていて、
それによるとA方式を第一希望とする受験生が多いことが分かります。

これは、枠の大きさによるのだと思います。
また第1希望、第2希望、第3希望を足すと
一般枠が2,022で最も多くなります。
A方式は1,985、B方式1,738です。
これを見ると東北には残りたくないと考え、
一般枠だけを希望する受験生もいることが分かります。

東北薬科大学医学部の出願状況はコチラ