本日9時30分、東海大学医学部で合格発表があり、
一般入試の募集定員63名に対し
73名が東海大学医学部に正規合格となられました。
今年度の東海大学医学部一般入試では
5,398名が出願し、そのうち337名が1次試験に合格されました。
今日、東海大学医学部に
正規合格となられた方は、
5,398名の中の73名ということになります。
倍率にすると73.9倍となります。
私立医学部入試で正規合格するということが、
どれだけ大変なことかよく分かります。
今日は、正規合格者の発表と同時に
東海大学医学部の補欠230名も発表になりました。
東海大学医学部の補欠には補欠順位が付いていますので、
待つ身としては、ある程度の予想はできると思います。
昨年の東海大学医学部一般入試の補欠からの
繰り上げ合格は74名と公表されていますので
補欠順位74位までと思いがちですが、
昨年の東海大学医学部の繰り上げ合格者の
最終補欠順位は101位でした。
これは、東海大学医学部が
繰り上げ合格としてカウントするのは
「合格通知を出した者」
としているからです。
補欠者に補欠順位順に電話するのですが
「入学しないので合格通知はいらない」
と答えた補欠者は繰り上げ合格としてカウントしていません。
このことから繰り上げ合格者と最終補欠順位に
ズレが生じてしまうのです。
本日は、一般入試の他にセンター試験利用入試の
合格者30名とセンター試験を利用した
神奈川県地域枠の合格者5名も発表されました。
この東海大学医学部の
ふたつのセンター試験の両方に出願した生徒がいました。
その生徒は通常のセンター試験利用入試では
合格となった30名には入れませんでしたが、
神奈川県地域枠では正規合格者5名に続く1ケタの補欠順位でした。
これを見ると同じ東海大学医学部のセンター試験利用入試でも、
通常のものより神奈川県地域枠の方が
ボーダーラインが低いだろうということが分かります。
一般的に私立医学部入試では、
地域枠の方がボーダーラインが低い傾向にあります。
ただし、東北薬科大学医学部は
定員の半分以上が地域枠ですので、
事情が異なるかもしれません。