本日は、東京医科大学の合格発表に続き
日本大学医学部でも一般入試の合格発表がありました。
日本大学医学部の一般入試は今年度からA方式と
N方式に分かれ、それぞれの2次試験合格者が
発表になりました。
今日の正規合格者は募集定員99名のA方式で
定員と同数の99名、募集定員3名のN方式も定員と
同数の3名でした。また、募集定員3名の校友子女枠の
合格者は「該当者なし」と発表されました。
東海大学医学部の1次試験日は2日間、帝京大学医学部の
試験日は3日間あり試験日が複数日ですから当然、合計した
志願者は多くなります。
しかし、試験日1日当たりの志願者数を考えると全ての
私立医学部入試の中で、日本大学医学部の志願者が
最も多い年が続いています。今年のA方式の志願者は
4,521名でした。
日本大学医学部では毎年、正規合格者は募集定員と同数か、
1名減で発表します。ですから補欠からの繰り上げも早く今日、
既に追加合格者28名が発表されました。この28名は正規合格者と
同じ様に合格通知を手にすることができます。
同じ日に「合格者」として発表するわけですから追加合格者とした
28名も正規合格者の中に入れてもいいように思うのですが、
日本大学医学部としては
「正規合格者は定員を上回ってはいけない」
と考えているのだと思います。
今日の日本大学医学部の正規合格者の中に、1次試験に
7校合格していたものの、どこも正規合格に至らず補欠からの
繰り上げ合格を待っていた生徒がいました。
この生徒は本当に真面目な生徒で、後期・Ⅱ期入試に向けて
黙々と勉強を続けていました。昨日には、後期・Ⅱ期入試の
出願も終えていました。
合格発表と同時に担任のところに来て「これって合格ですよね」
とスマートホンの画面を担任に見せていました。そのやり取りを
聞いていてメルリックスのあちこちから拍手が起こりました。
仲の良かったクラスメートも日本大学医学部に合格しました。
今頃、2人で喜びを分かち合っていると思います。やはり最後まで
努力を続けてこそ、吉報が届くのだと思います。