私立医学部入試も、2次試験の合格発表が続きました。
正規合格となられた受験生の方はいいのですが、
補欠(繰り上げ合格候補)となられた受験生の方々にとって、
「補欠は何人くらいいるのだろうか?」
「自分は繰り上がるのだろうか?」
「繰り上がるとしたらいつ頃なんだろう?」
「補欠順位○位はどう?」
などといったことが気になって仕方がないだろうと思います。
メルリックスやこのブログへのお問い合わせでも、
医学部の補欠や繰り上げ合格についてのお問い合わせが増えています。
私立医学部の繰り上げ合格については、
正直「分からない」としか言いようがありません。
例えば、以前は愛知医科大学の1次補欠に入っていれば、
「間違いない」と言えました。
問題は、「2次補欠の中から何人繰り上がるか」だったのですが、
最近はそうでもありません。
ここ2年は、愛知医科大学の1次補欠でも、数名ですが、
繰り上げ合格とならない受験生がいます。
北里大学医学部では、昨年の補欠は156名だったのですが、
156名全員が繰り上げ合格となりました。
そして更に、補欠になっていなかった受験生18名も
繰り上げ合格となりました。
当然、北里大学医学部としては、人数に余裕を持って
補欠を出しているのですが、それでも補欠が足りなくなりました。
大学も全く予想外ということです。
ちなみに、その前年の北里大学医学部の繰り上げ合格者は97名でしたので、
繰り上げ合格者は昨年と一昨年で77名も違います。
久留米大学医学部の繰り上げ合格者数(合格通知を出した数)は
2014年度が37名、2013年度が44名でした。
昨年の2015年度も、30名は繰り上がるだろうと思っていましたが、
結果は9名でした。
結果として、「今年もいつもと同じくらい」となることの方が多いのですが、
そうは言ってもやはり、繰り上げ合格者数の安易な予想は慎むべきだと思います。
繰り上げ合格についてのお問い合わせに対して
「わかりません」とお答えするのは心苦しいのですが、お許しください。