医学部合格に向け、一年間頑張ったものの思うような結果が出ず、
もう1年医学部合格に向けてのスタートを切った方もいらっしゃるでしょう。
今は、「来年こそは」と強い気持ちでいると思いますが新たなスタートに際し、
一度きちんと前年の自分を振り返ってみて下さい。
「好きな科目ばかりやって苦手科目、苦手分野から目をそらすようなところがあった」
「難しい問題を解くことに自己満足してしまい、落とせない問題で落としてしまった」
「分かったつもりでいた問題が実際に入試で出た時に解くことができなかった」
「入試が近くなって、もう大丈夫という気の緩みが出てしまった」
「国公立を目指す友人が難しめの問題集をやっているのを見て、自分もそれをやらなければダメだと思ってしまった」
「個別指導だったので、自分が今、どういう状況なのかが分かりにくく競う相手もいなくモチベーションが上がらなかった」
「国公立と私立の併願だったが、私立対策をやっている時間がなく、私立の入試について行けなかった」
「秋口になって今年は無理と思って力が入らなかった」
「1年浪人すれば大丈夫だろうと何となく思っていた」
思い当たることもあるかもしれませんね。振り返れば、
苦い思いがするのではないでしょうか?
昨年の自分を振り返り、直すべき点は直し今年に活かせる点は
今年に活かして下さい。同じことを繰り返して厳しい厳しい
医学部入試で結果を出せるはずがありません。
新たなスタートの一番最初に、これまでの自分を是非振り返って下さい。
そして、反省すべき点を書き残して下さい。1年間、そこに書かれたことを
読み返して頑張れば、きっといい結果が待っているはずです。
次回は「どういう1年にすべきか」ということをお伝えします。