近畿大学医学部入試の推薦入試、一般前期の変更について
お伝えしてきましたが、今回は近畿大学医学部一般後期試験の
変更について、お伝え致します。
近畿大学医学部一般前期の試験問題は医学部専用の問題になります。
これは同じ近畿大学でも他学部の受験生と医学部受験生とでは
学力差がありますので、同じ問題は使えないということです。
しかし、これまで近畿大学医学部一般後期の問題は他学部との
共通問題となっていました。これは、近畿大学は理系学部だけでも
医学部を含め8学部もあり前期、後期とかなりの入試問題を
作る必要があり、医学部だけの問題を後期も作成することが
困難だったことによります。
他学部との共通問題ですから、近畿大学医学部一般後期試験の
問題は医学部入試の問題としては易しく高得点勝負となり、
「合格には9割が必要」などと言われていました。
この後期試験の問題も来年度入試からは医学部独自の問題になります。
当然、医学部一般前期と同じ様な問題になると思われますので
近畿大学医学部一般後期試験対策のやり方もこれまでと変わります。
また、これまで一般後期試験は1次と2次を分けていませんでしたが、
来年度からは1次試験と2次試験に分け小論文の他に面接も導入される
ことになりました。
近畿大学医学部一般後期試験を1次試験と2次試験に分けることには
日程上、懸念する声もあったようですが、それでも2次試験を行うことに
したようです。一般前期の2次試験を参考に準備するといいでしょう
来年度の私立医学部入試は、これまでお伝えした大学の他にも変更が
予定されています。今後、順次お伝えしてまいります。