受験の天王山と言われる「夏」も終盤戦に入ってきました。
医学部受験生の皆さんは、それぞれに暑さに負けずに「熱い夏」を
過ごしていると思います。
医学部入試は一般入試がメインであることは間違いありませんが、
推薦入試やAO入試そして編入学試験もあります。
金沢医科大学編入学試験は出願期間に入りました。
さて、医学部の推薦入試を受験予定の受験生は、
いつ頃から推薦入試の準備をするべきでしょうか。
医学部の推薦入試は、大学によって試験内容が異なります。
例えば、通常の学力試験は行わない東京女子医科大学、
学力試験は英語のみの聖マリアンナ医科大学、
英語と数学だけを行う福岡大学医学部、久留米大学医学部、
一般入試と同じ4科目を行う岩手医科大学など、
理科は3科目を課す東京医科大学、といったように
医学部推薦入試と言っても試験内容は様々です。
当然、その試験内容によって、医学部推薦入試対策をスタートさせる
時期は変わります。
しかし、メルリックスでは、どのような試験内容であろうと
推薦入試の準備を始めるのは、もう少し先からでいいと考えています。
高校から、希望する大学への推薦が確定するのを待たずに
推薦対策を始めたいという受験生もいますが、間違いなく早過ぎます。
高校から「推薦確定」と言われるまでは、具体的な推薦対策は
控えるべきだと考えています。
「それで間に合うの?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、
学力試験の部分については、一般入試に向けて勉強をしていれば、
今から推薦対策をやる必要はありません。
一般入試に向けて着々と勉強を進めてください。
学力試験とは別の推薦入試独特の試験内容についての対策は
どうでしょう?
これも、今からやる必要は全くありません。
9月に推薦をいただけることが確定してからで、十分間に合います。
学力試験を行わずに適性試験などの推薦入試独特の試験を行う
東京女子医科大学公募推薦入試の対策は、
メルリックスでは9月に入ってからのスタートですが、
毎年、少なくとも合格者の半数以上はメルリックスからです。
私に言わせれば、「今からいったい何をやるの?」といった感じです。
医学部推薦入試を受けるにしても、今は落ち着いて
一般入試に向けて勉強を続けてください。
次回も、医学部推薦入試についてお伝えします。