愛知医科大学ではこれまで、愛知県地域枠を
センター試験利用入試で定員8名で行っていました。
この愛知県地域枠をA方式とB方式に分け、合わせて
定員10名で行うことになりました。
愛知医科大学の愛知県地域枠(地域特別枠)A方式は
試験日が11月19日(土)で、推薦入試と同日に行われます。
試験問題も推薦入試と同一のものになります。
ただし、愛知医科大学の推薦入試と地域枠A方式とを
併願することは出来ません。どちらか一方にしか出願できません。
出願資格の基本は「1浪まで」「評定平均値3.7以上」と、
どちらの入試方式も同じです。
出願資格を満たす愛知県とは特別な関係のない医学部受験生は、
一般的に愛知医科大学の推薦入試を考えるでしょう。
愛知県地域枠は自分とは関係ないと思いがちですから。
しかし、愛知医科大学の愛知県地域枠の受験資格には、
出身地や現住地による制限はありません。卒業後、愛知県の
地域医療に貢献しようという意思があれば出願資格を満たします。
同日に同一問題で行われる愛知医科大学の地域枠A方式と推薦入試。
恐らく合格最低点は地域枠の方が低くなると思います。
愛知県医科大学の11月の入試を考えているのであれば、
推薦入試か地域枠A方式かを、じっくり考えて下さい。
この様に私立医学部入試は細かいところまで知っていないと
せっかくのチャンスを逃す可能性もあります。最新で正確な
私立医学部入試情報をしっかり把握して下さい。
ちなみに、愛知県医科大学の地域特別枠B方式は、
これまでと同じセンター試験利用方式で行われます。