来年度の大学入試センター試験の出願が9月27日(火)から始まりました。
センター試験の出願締切は10月7日(金)消印有効ですから、センター試験の
受験を予定している受験生は、のんびりはしていられません。
現役生の皆さんは、高校が一括して申し込みをしますので、高校の指示に
従って下さい。浪人生や再受験生の皆さんは、それぞれ自分で出願しますので、
出願準備を進めて下さい。
センター試験の出願をする際に必要なのは「調査書」ではなく「卒業証明書」です。
「調査書」と思い込んでいると間違えやすいので、間違えないようにして下さい。
出身高校には「卒業証明書」を依頼して下さい。
受験科目にも注意が必要です。
医学部のセンター試験利用入試は、大学により必要とされる科目が異なります。
例えば、来年4月新設の国際医療福祉大学医学部のセンター試験利用入試では
国語、地歴公民1科目、数学2科目、理科2科目、英語が必要です。国公立大学
医学部と同じ5教科7科目が課されます。
一方で杏林大学医学部や獨協医科大学などのセンター試験利用入試で必要な科目は
数学2科目、理科2科目、英語の3教科5科目となります。
自分が出願を考えている医学部センター試験利用入試で必要な科目をきちんと
調べた上で、センター試験の出願をして下さい。
尚、センター試験の出願時には写真は必要ありません。センター試験出願後、
12月14日(水)までに、高校生は高校に、浪人生や再受験生は現住所に受験票と
合わせて写真票が届きます。写真が必要になるのは、この時です。
センター試験の出願は、受験教科・科目を事前登録する必要があり尚かつ、
理科と地歴公民は第一解答科目も決めておく必要があるなど、案外複雑なものです。
大学入試センター試験の受験案内をしっかり読んで間違いのない出願をして下さい。