医学部入試

帝京大学医学部推薦入試の合格者(2016-12-12)

今年度から、定員10名で
帝京大学医学部推薦入試が実施されました。
現役生のみに受験資格が与える試験ですので、
現役の医学部受験生にとっては
チャンスが広がりました。

しかし、新しい入試制度が始まった時は
いつもそうなのですが、新しい入試に気づかない
受験生も多いものです。

帝京大学医学部推薦入試の定員は10名ですが、
そのうち福島県地域枠は2名で、
残り8名が一般枠となります。

帝京大学医学部の推薦入試を受験した生徒によれば
一般枠の受験者は定員8名に対し21名で2.62倍でした。
そして、定員2名の福島県地域枠の受験者は3名で
倍率は1.5倍だったようです。

帝京大学医学部推薦入試の合格発表は
掲示やインターネットでの合格者全員の受験番号の発表ではなく、
各個人それぞれが確認する方式ですので、実際の合格者数や
合格者の一般枠と福島県地域枠の内訳は分かりませんが、
ほぼ募集定員どおりだったと思われます。

いずれにしても、
帝京大学医学部推薦入試福島県地域枠は
募集定員2名に対し受験者3名であったことは
間違いないでしょう。
一般枠にしても募集定員8名に対し受験生21名であれば、
医学部の公募推薦入試としては
チャンスの大きい入試でした。

今年の帝京大学医学部推薦入試は
初年度ということから、受験生は多くありませんでしたが、
認知度が高まる来年はまた違ってくると思います。
「私立医学部入試は正確な情報を素早くつかむことも大切だ」
と改めて考えさせられました。

帝京大学医学部推薦入試の合格者の中に
「このブログを見て帝京大学医学部推薦入試のことを知った」
という受験生の方がいました。
帝京大学医学部推薦入試プレテストも受験してくれて、
「役に立った」と合格の報告を下さいました。

このブログが少しでも医学部受験生の
お役に立つことができたとしたら嬉しい限りです。