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医学部入試を経験する(2016-12-15)

現役生の皆さんにとって
初めての大学入試が近づいてきました。

医学部の推薦入試や医学部のAO入試と
医学部の一般入試とは別物と考えて下さい。
医学部推薦入試、医学部AO入試を受験したとしても、
初めて大学入試を受けるつもりでいた方がいいでしょう。

受験生の皆さんは、これまで
高校入試や中学入試を経験されてきていますが、
医学部一般入試は受験者の規模が違います。
地方会場では受験者の数がそれほど多くないこともあるでしょうが、
基本的には2,000人~3,000人が集まる試験だと考えて下さい。

「試験会場にたどり着く前に、人の波に圧倒された」
という現役生の声をよく聞きます。
特に試験会場が住み慣れた場所ではない場合、
交通機関にも慣れていないので、
なおさら落ち着かないと思います。

試験会場でも、例えばトイレの問題があります。
試験と試験の間の時間に多くの受験生が
一斉にトイレに行きます。当然、大変な混雑になります。

試験と試験の間の休み時間は30分程度の医学部が多いのですが、
東京医科大学の1時間、日本医科大学の55分、
東北医科薬科大学医学部の50分など、
長い休憩時間を取る大学もあります。

休憩時間が長いと、どう時間を使ったらいいのか
分からないことがあるようで、
集中が途切れてしまう受験生もいるようです。

浪人生の皆さんは、医学部一般入試を経験されていますので、
それほどの戸惑いもないと思いますが、
現役生の皆さんにとっては初めての経験ですので
戸惑いもあるかもしれません。

医学部入試の感覚を経験するために本番と同じ時間で
過去問を解いてみるのも、一つの方法だと思います。
できれば、自分の部屋ではなく、
多少でも緊張感を保てる自習室や図書館などで
過去問を解いてみるといいでしょう。

宣伝臭くなって申し訳ないのですが、今度の日曜日
12月18日(日)に福岡大学医学部一般入試プレテストを
本番と同じ福岡大学七隈キャンパスで行います。

「福岡大学はキャンパスが広い」
ということがまず分かると思います。
キャンパス内で迷わないことも大切です。

教室の広さ、隣の受験生や前後の受験生との距離感、
トイレの場所や数、休憩時間の使い方等、
様々な経験をしていただけると思います。

もちろん、そこで解いていただく問題は
「今年、福岡大学医学部ではこれが出る」
という問題を作成して解いていただきます。

当日は、私も福岡大学まで行って、一日の流れの中で
様々な注意点をお伝えすることにしています。
お申込みは前日の土曜までとなります。

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