昨日に続いて近畿大学医学部一般入試前期の出願速報です。
昨日も触れたように近畿大学医学部一般入試
前期日程の出願締切は今日、1月11日(水)です。
近畿大学では各学部の出願速報を発表していますが
前日までに受験料(入学検定料)の入金が確認された
志願者数を発表しています。
と言うことは、今日更新された志願者数(出願者数)は
昨日までに受験料の入金が確認された近畿大学医学部
一般入試前期を志願する受験生の数です。つまり、出願
締切前日までの志願者数です。
一昨日までの近畿大学医学部一般入試前期の志願者数は
お伝えしたように、前年比81.6%の1,552名でした。そして
1日経て、出願締切前日の昨日までの志願者数ですが、
132名増えて1,684名となりました。前年の最終志願者数
1,902名に比べ218名少なく前年比では88.5%にとどまって
います。最終的にな近畿大学医学部一般入試前期の志願者数が
前年をクリアしてくるのか気になるところです。
近畿大学医学部一般入試前期の志願者数に注目するのは
訳があります。昨年度まで近畿大学医学部一般入試前期の
配点は600点満点でした。その中で数学の配点は100点で、
満点の600点に占める数学の配点の割合は16.7%しか
ありませんでした。ちなみに英語は数学の倍の200点で
満点に対して33.3%の割合でした。
昨年度までの近畿大学医学部一般入試前期の私立医学部
入試で最も数学の配点比率の低い大学でした。数学が苦手な
医学部受験生にとっては、ぜひ受けたい大学でした。ちなみに
同じ近畿大学医学部一般入試でも後期では、昨年も英語100点、
数学100点、理科2科目200点と、どの教科も同じ配点でした。
ところが、今年度入試から近畿大学医学部一般前期の配点が
後期と同じ英語100点、数学100点、理科2科目200点に変更になり
「数学の配点が低い」ということは無くなりました。理科も前年度までは
2科目で300点だったものが2科目で200点となっています。英語の
試験時間も前年度までの90分から60分に変更になりました。
こういったように、近畿大学医学部一般前期日程の試験は大きく
変化しました。
「このことに医学部受験生がどう反応するのか」
が注目されるわけです。
近畿大学医学部一般前期の1次試験日1月22日(日)は埼玉医科大学
一般前期1次試験、川崎医科大学1次試験の試験日でもあります。
近畿大学医学部、埼玉医科大学、川崎医科大学の3校の1次試験日
重複は昨年度も同じでした。3校の志願者数のバランスが崩れるのか
どうか気になるところです。
仮に、近畿大学医学部一般前期の志願者数が減少したとすると
川崎医科大学の志願者数が増えるかもしれません。西日本、特に
関西の医学部受験生は、近畿大学医学部に出願するのか、
川崎医科大学に出願するのか迷うところだと思います。
川崎医科大学の出願締切は明後日13日(金)です。
私は、近畿大学医学部一般前期の志願者数は前年並みと
予想していますが、埼玉医科大学を含め最終志願者数が
分かり次第、お知らせ致します。
話は変わりますが私立医学部のインターネット出願は
受験生にとって利便性を高めたのか疑問に感じています。
メルリックスには生徒用のパソコンがありますが今日も、
生徒用パソコンの前で生徒とスタッフが、何組も、私立医学部の
インターネット出願をやっていましたが、なかなかスムーズに
行かないこともあるようです。
生徒が出願にまごつくのを見ていて、インターネット出願も、
もう少し簡単にできるようにしてもらいたいと感じます。