明日は、4月に新しく開設される国際医療福祉大学医学部の
1次試験日です。昨年の東北医科薬科大学医学部に続く
医学部新設ですが恐らく最後の医学部新設になるのでは
ないでしょうか?
国際医療福祉大学医学部の入学定員は140名ですが、
そのうち20名は留学生枠で、残る120名のうち一般入試で
100名、センター試験利用入試で20名を募集します。
気になる国際医療福祉大学医学部の志願者数ですが、
1月20日時点で募集定員100名の一般入試2,769名が
出願し、募集定員20名のセンター試験利用入試に624名が
出願しています。出願締切を考えると恐らく、この出願者で
ほぼ確定ではないかと思います。そうなると一般入試の
志願倍率は27.7倍、センター試験利用入試の志願倍率は
31.2倍になります。
さて、国際医療福祉大学医学部の1次試験ですが英語200点、
数学150点、理科2科目200点と英語にウエイトが置かれた
配点になっています。国際的な医師の育成を目指して英語での
授業も行うということですから英語重視は当然かもしれません。
初めての入試ですから、出題傾向や問題そのものの難易度
については、はっきりとは分かりません。ただ、6年間の学費を
1,850万円と私立医学部では最も低く抑えたこともあり、国公立
併願者も多く入試難易度は、高くなると思われます。
模試の動向を見ても、合格可能性判定を求める大学に
国際医療福祉大学医学部を記入する受験生の層は学力上位層が
厚くなっています。
ただ、国公立医学部だけでなく私立医学部も含めて併願校に
合格した場合、併願校を選ぶ受験生も少なくないのではないか
とも思います。