今年度入試から一般入試を1次試験と2次試験に
分けて実施することとした帝京大学医学部一般入試の
1次試験合格者の発表がありました。
昨年まで帝京大学医学部一般入試は
1次試験と2次試験に分けずに、
1回の試験で合格者を選抜していましたので、
1次試験の合格発表は初めての経験です。
帝京大学医学部の合格発表は受験生一人ひとりが、
帝京大学のホームページ上で自分の受験番号などを
入力して合否を確認します。
多くの医学部のように合格者の受験番号全てを
発表するわけではありませんので残念ながら
今日の1次試験合格者が何名だったかについては
分かっていません。
帝京大学医学部一般入試の募集人員は100名ですので、
他の医学部の募集人員と1次合格者数の関係から考えると
400名以上の1次試験合格者だったのではないかと思います。
さて、帝京大学医学部の2次試験は2月3日(金)または
4日(土)のどちらか、受験生の選択した日に行われます。
2次試験では30分、300字の課題作文と
10分程度の個人面接が課されます。
帝京大学医学部が今年から1次試験と2次試験に分けたのは、
「学力だけでなく課題作文や面接も含めて、
受験生をしっかり見極めたい」との理由からです。
ですから帝京大学医学部の2次試験を
軽視するわけにはいきません。
帝京大学医学部の、今年から推薦入試も
募集人員10名で新たに実施しました。
一般入試の課題作文と面接は、推薦入試の
小論文と面接が参考になると考えられます。
推薦入試は「小論文」で一般入試は「課題作文」
となっていますが、試験時間の違いだけで
「出題されたテーマについて、キーワードをもとに、
自分自身の考えを書く」という点は変わりません。
帝京大学医学部推薦入試では医療に関するテーマが与えられ、
キーワードは2つ示されましたが一般入試は時間が短いので
キーワードは一つかもしれません。
テーマは医療に関するものの可能性が高いと思われます。
この他は推薦入試と変わらないと考えています。
帝京大学医学部推薦入試は募集人員10名で行われ、
メルリックスから2名の合格者を出すことができました。
この2名から聞き取りで帝京大学医学部推薦入試の
小論文と面接は十分に把握できています。
それをもとに1次試験合格の生徒たちをなんとか
2次試験も合格させなければと思っています。