医学部入試

1月14日(土)、15日(日)のセンター試験、そして1月18日(水)の
岩手医科大学医学部一般入試1次試験から始まった今年度の医学部
入試も前期・Ⅰ期の1次試験は、今日の東京慈恵会医科大学の他に
日本大学医学部、大阪医科大学、産業医科大学、慶應義塾大学医学部を
残すのみとなりました。
今年の医学部入試について、少し書かせていただきます。

まず、昨日の東京医科大学の数学はこれまで試験時間60分で大問4題、
解答方式は全問マーク方式だったのですが今年は大問が5題になって
最後の1問は記述式だったということです。60分で大問4題もなかなか
大変だと思いますが、大問5題で増えた1問は記述式となると、ほとんどの
医学部受験生は時間が足りなかったと思います。数学の話は全く漏れてこず、
私も全く予想外でした。

医学部の志願者数ですが、最終志願者数が分かっている医学部は12校で、
そのうち4校が志願者増で、8校が志願者減となっています。志願者増で
目立つのは志願者530名増の東海大学医学部、志願者392名増の
北里大学医学部です。

一方、志願者減が目立つ医学部としては、志願者262名減の昭和大学医学部、
237名減の藤田保健衛生大学、218名減の東北医科薬科大学医学部が挙げられます。

新設の国際医療福祉大学医学部を除く最終的な医学部全体の志願者は
横ばいないし微減ではないかと思われます。

その国際医療福祉大学の面接は30分を2回やると予告されていましたが、
1回目の30分はよくある医学部面接が行われ、2回目の30分は医学部入試
と言うより、社会性や教養を計る面接だったようです。
この面接を経た国際医療福祉大学医学部の入学者が、どのような顔ぶれになるのか
注目したいと思います。なんとなくですが、これまでの私立医学部のイメージとは
若干異なる学生も少なくないような気がします。

ブログでもお伝えしていましたように藤田保健衛生大学の面接は新しい方式の
面接が予告され、動画も公開されていましたが、その通りの面接とはなりませんでした。

金沢医科大学と川崎医科大学で出題ミスがありました。金沢医科大学は物理で
出題ミスがあり物理選択者全員をその問題に正解したとする扱いをしました。
この問題の配点は9点で、物理選択者全員が9点の得点をしたことになりました。

川崎医科大学では物理と生物に出題ミスがありました。
物理は3問を不適切問題として物理選択者全員が6.75点の得点が認められました。

また川崎医科大学の生物も3問を不適切問題とし、生物選択者全員に4.5点の
得点が認められました。

真面目に頑張ってきた医学部受験生のことを考えると本当に残念なことです。

話は変わりますがインフルエンザが猛威を振るっているようです。
全国、ほとんどの地域にインフルエンザ警報が出ています。インフルエンザで
医学部入試を受けることができない、などということのないよう細心の注意を
払って下さい。また、ノロウィルスも変異した新しいタイプのノロウィルスが
流行しているようで、過去に感染した人も注意が必要です。

インフルエンザウィルスとノロウィルスの両方に有効なものはなかなか
無いようですが、次亜塩素酸がインフルエンザウィルスとノロウィルスの
両方に効果があるとのことです。メルリックスでも全ての手洗いに
次亜塩素酸水を用意して手指の消毒をしてもらっています。
ちなみにメルリックスで使っている次亜塩素酸水はコチラです。

ところで、1次試験に合格して2次試験に臨む際、ホテルを取る必要が
ある場合があります。あらかじめホテルを予約しておいて、万一の時には
即座にキャンセルすることも「有り」だと思います。事前に予約していない
場合は1次試験の合格を確認したら、すぐにホテルの予約をして下さい。

福岡市内では国公立大学2次試験のタイミングで「三代目J Soul Brothers」と
大ヒット映画、「君の名は。」の主題歌を歌った「RADWIMPS」のライブが重なり
5万人がライブに参加するようです。さらに九州の薬剤師国家試験は福岡市1ヶ所しか
試験会場が無く、これらを合わせてホテルが全く足りないようです。

こういったこともあり得ますので、ホテルの手配は早め早めでお願いします。