昨日、日本医科大学の繰り上げ合格があり、
補欠順位50番台の生徒が繰り上げになりました。
この生徒は選抜クラスではなく、通常の医学部クラスに所属していました。
昨年の2月に受けた選抜テストでは選抜クラスの合格点に届かず、
「一般の医学部クラスで頑張ります」と1年間勉強を続けてきました。
1浪目は大手予備校に通っていたとのことですが、
新しく出来たばかりの校舎で、色々と大変なこともあったようです。
メルリックスに来て、最初は少人数クラスの雰囲気に戸惑ったようですが、
徐々に慣れてきて、不安のあった英語や化学も成績が伸びてきました。
先生方からも非常に期待できるとの言葉をいただいていましたが、
見事に日本医科大学への合格を決めてくれました。
これは合格する生徒に共通する特徴でもありますが、
その生徒は自分が迷った時には様々な人の意見を聞いて、
自分に合ったアドバイスを取り入れていました。
その長所は日本医科大学のグループ討論対策講座に参加した時も
非常によく表れていて、これなら面接は問題ないだろうと確信できました。
小論文も志望校に特化した内容を個別指導できっちり取り組むなど、
今の自分に必要なことを本当によくわかっているという印象でした。
本人の努力はもちろんのこと、メルリックスの講師やシステムを
十分に使い切っての合格だと言えると思います。
それにしても、今年の日本医科大学の繰り上げ合格は
例年より早いという印象です。
昨年まで1回目の繰り上げ合格は、正規合格者の手続締切日前後でした。
今年の手続締切日は2月20日ですので、
それより1週間以上早く、1回目の繰り上げ合格を出したことになります。
昨年の1回目の繰り上げ合格は正規合格発表の直後に
あったとの情報をお寄せいただきました。
関係者の方にはお詫びすると共に謹んで訂正いたします。
(2017年2月17日)
今後も繰り上げ合格の情報が入り次第、このブログでもお伝えしていきたいと思います。
また、昨日は金沢医科大学でも繰り上げ合格があったようです。
全科目を個別指導で学んでいた生徒から繰り上げになったとの報告がありました。
最近はこのように、すべての科目を個別指導で学びたいという生徒も増えてきています。
小学校・中学校時代から個別塾に通っているお子さんが増えて、
講師を独占して質問できる個別指導のやり方に馴染んでいることも
その理由の一つだと考えています。
メルリックスでは新年度から「完全個別コース」のコースを増やして、
これまで通り週7~8コマ受講できる「プレミアムコース」と
個別をペースメーカーとして使う週4コマの「スタンダードコース」の2つをご用意しました。
受講を希望される方は、どちらでも好きな方をお選びいただけます。
さらに、東邦大学医学部で繰り上げ合格になった方の保護者から
入学手続きについてのお問い合わせがありました。
この時期は、複数の医学部で合格発表がありますので、
どのタイミングで入学手続きをするか保護者の方も迷うところです。