医学部入試は変化を続けていますが、
大阪医科大学では今年の11月に「建学の精神」入試を
新たに実施することを予告しています。
この大阪医科大学「建学の精神」入試は、
現役生にのみ出願資格が認められた推薦入試です。
合格すると必ず入学することが条件となる専願制で、
募集人員は3名です。
これまでも医学部の推薦入試は公募制、指定校制の
推薦入試を行う医学部は少なくなかったのですが、
この大阪医科大学の推薦入試は私立医学部としては
全く新しいタイプの推薦入試です。
出願は11月の初旬で、1次選考は活動報告書や
志願評価書などの提出書類による選考となります。
2次選考は、11月下旬から12月中旬に複数回行われます。
小論文および複数回の面接による選考となり、
2次選考の結果は12月下旬に発表になります。
そして、年が明けて1月のセンター試験を受験し、
得点率が80%以上であると最終合格となります。
センター試験は英語(リスニング含む)、数学、
理科2科目、国語、地歴公民1科目が
合否判定に採用されます。
大阪医科大学「建学の精神」入試では、
センター試験で80%以上であればいいので、
通常の医学部センター試験利用入試に比べ、
センター試験のボーダーラインは
かなり下がることになります。
高校3年生で「センター8割なら、なんとかなる」
と考える医学部受験生であれば、大阪医科大学からの
「建学の精神」入試についての正式発表後に
受験を検討してもいいでしょう。
小論文と面接の内容についても、
次第に明らかになっていくと思います。
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