医学部入試

藤田保健衛生大学 センター後期志願者数(2017-03-05)

募集定員10名で、今年度入試から新設された
藤田保健衛生大学センター試験利用入試後期
志願者は74名で恐らく確定だと思います。

同じ募集定員10名の藤田保健衛生大学センター試験
利用入試前期の志願者は前年を142名上回る636名でした。
藤田保健衛生大学のセンター試験利用入試は前期も
後期も募集定員は10名と同じですが、志願者数は前期
636名、後期74名と大きく差が付きました。

差が付いた最も大きな要因として、藤田保健衛生大学
センター試験利用入試で、合否判定に使われる教科・科目が
前期と後期で違うことが挙げられます。

藤田保健衛生大学センター試験利用入試前期で課される
教科・科目は英語、数学、理科(2科目)に国語の現代文です。
国語の古文と漢文は合否に採用されません。
通常の私立医学部一般入試に国語の現代文だけが加わる形です。

これに対し、藤田保健衛生大学センター試験利用入試後期では
英語、数学、理科(2科目)に加え、現代文だけでなく古文と漢文も
含めた国語全体が加わります。さらに前期では課されていない
地歴公民も1科目が課されます。
国公立医学部と同じセンター試験の教科・科目になります。

このセンター試験利用入試後期の試験科目では私立専願の医学部
受験生は、出願しにくいでしょう。
藤田保健衛生大学としてセンター利用後期では一見、国公立併願者の
出願を期待しているように思われます。
しかし、それもあるでしょうが昨年からの藤田保健衛生大学の様々な
説明を聞いていると、高校からセンター試験を受けさせられることの
多い現役生の出願にも期待しているのではないかと私は感じます。

***メルリックス学院のホームページ***
http://www.melurix.co.jp/

***メルリックス学院の春期講習***
http://nyushi.melurix.com/archives/171

***大阪に提携校『大阪創医塾』を2017.4.オープン***

***書籍好評発売中***
『医学部合格完全読本』かんき出版(Kindle版あり)

『2017年度版 私立医歯学部受験攻略ガイド』メルリックス学院(Kindle版あり)