「来年の医学部合格を目指し、再スタートを切るのなら、
まずこの1年を振り返って、反省すべき点を考えて下さい」
と先日お伝えしました。
当然、医学部受験生としては、1次試験に向けての反省が
中心になるでしょう。しかし来年、医学部合格を勝ち取るためには、
1次試験だけでなく2次試験も乗り越える必要があります。
今年の医学部入試で1次試験に合格することが出来なかった
受験生の皆さんにとっては、2次試験のことまで考えられない
かもしれません。でも、1次試験に合格していたら2次試験の
準備はどうだったかを考えてみて下さい。
1次試験に合格した後、2次試験までの短い時間でその医学部の
2次試験対策は十分に出来たのか、どうするつもりだったのか
考えて下さい。
今年、1次試験に合格して2次試験に臨んだ方は、十分な準備が
出来たかを振り返って下さい。
いずれにしても、医学部入試は1次試験だけでなく、2次試験に
通って初めて「合格」となります。医学部受験生の皆さんは
1次試験のことで手いっぱいかもしれませんが、次の1年は
2次試験の詰めも必要ですから一度、振り返っておくといいでしょう。
医学部受験生の中には
「医学部入試は1次で決まりでしょ。2次は、よっぽどの
ヘマをしなければ関係ない」
と考えている方も少なくないように思います。
聖マリアンナ医科大学、金沢医科大学、久留米大学医学部、
福岡大学医学部のように2次試験に200点~50点の配点を
付けている大学もありますし、公表されていなくても点数化
している医学部もあります。
2000人以上が受験する医学部入試では補欠に回った場合、
1次試験の同点者が20~30人はいますので、2次試験は段階
評価であっても最後の決め手となります。
今年度入試でも、ある大学の方から
「1次試験の成績が上位20番以内に入っていた受験生が2次試験の結果、
正規合格どころか補欠にも入らなかった」
と聞きました。これは、2次試験を点数化していない大学の話です。
「そういう受験生は何人くらいいたのですか?」とお聞きしての
答えを聞いて、私の想像をはるかに超える人数で驚きました。
面接では受験生が、これでいいだろうという答えと面接官が
満足する答えとが一致しないことも多々あります。
私が面接指導をしていても、
「それで面接に行くつもりだったの?」
ということが、とても多くあります。
「医学部の面接だからこう答えておけば大丈夫だろう」
と想像で面接の答えを準備するのではなく、せっかくの
チャンスを逃さないように周到な準備が欠かせません。
来年の医学部合格に向けて2次試験対策についても一度、
振り返ってみて下さい。
明後日、日曜日13時から大阪創医塾でお話しさせていただく際にも、
この辺りの話も含めて「私立医学部に合格する方法」をお話しさせて
いただきます。
大阪創医塾(梅田駅8分) 06-6375-8233
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