今年度入試から募集人員18名で新たに始まった、
日本医科大学後期入試の合格者18名が発表になりました。
定員ぴったりの正規合格者でした。
また、正規合格者と同時に、1位から60位までの順位付きで
補欠者も発表されました。
日本医科大学後期試験は今年度入試から実施されましたので、
繰り上げ合格者が何人くらい出るのか、予想は困難です。
一般的に私立医学部の後期・Ⅱ期入試の繰り上げ合格者数は
定員が少ないこともあり、多くはありません。
日本医科大学後期入試の補欠からの繰り上げ合格についても
注意して見ていきます。
ところで、日本医科大学後期の小論文は、
これまでにない形の小論文が出題されました。
NHKの30分番組『プロフェッショナル仕事の流儀』の
指揮者(大野和士氏だと思われます)の回を見せられ、
その映像を参考にして自分の未来を論じるというものでした。
ここのところ、日本医科大学の小論文は、
写真を提示されたり、図表を読み取らせたりと、
様々な形の小論文が出題されていましたが、
映像を見て自分の考えを書く小論文は、
医学部一般入試全体の中でも初めてかもしれません。
日本医科大学後期入試の面接のうち、グループ討論は、
私立医学部入試では珍しいディベートでした。
経済成長と格差是正のどちらを優先するのか、
2チームに分かれてのディベートでした。
まるで政治討論会のようなテーマでした。
ディベートを終えた後、面接官3人による
個人面接が行われましたが、個人面接での質問は
これまでと変わりませんでした。
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