2月11日(土)、12日(日)、13日(月)に行われた
第111回医師国家試験の合格発表がありました。
今年度の医師国家試験の出願者は、新卒9,124人、
既卒835人の合計9,959人。受験者は新卒8,828人、
既卒790人の合計9,618人でした。
そして、今日発表の医師国家試験合格者は、
新卒8,104人、既卒429人の、合計8,533人でした。
合格率は新卒91.8%、既卒54.3%、全体で88.7%でした。
昨年の受験生全体の医師国家試験合格率は91.5%でしたので、
合格率は若干低下しました。
大学別で見ると、合格率100%を達成したのは、
自治医科大学1校だけでした。
自治医科大学は昨年、新卒で1名不合格者が出たのですが、
今年は新卒・既卒全員が合格しました。
新卒の100%合格も、自治医科大学だけでした。
大学全体の合格率で自治医科大学に続くのは、
筑波大学医学専門学群の98.2%、名古屋市立医学部の97.3%でした。
私立大学医学部では、順天堂大学医学部が96.0%、
慶應義塾大学医学部95.6%、東邦大学医学部94.7%、
東京医科大学94.4%、北里大学医学部93.0%で、
首都圏の医学部の健闘が目に付きます。
ただ、この医師国家試験合格率は、大学全体の合格率だけではなく、
その大学医学部6年生のうち、どれくらいの6年生が
医師国家試験を受験しているかも、見ておきたい指標の一つです。
ちなみに医学部入試だけではなく、全ての大学入試の中で
最難関と言われる、東京大学医学部の医師国家試験合格率は
88.9%、京都大学医学部の医師国家試験合格率は
92.4%でした。
医学部は、いくら能力が高くても、医学部入学後の頑張りが
欠かせないということだと思います。
毎年のことですが、今日の医師国家試験の合格発表に
関する資料も「日本で一番、私立医学部入試に詳しい」スタッフが
厚生労働省まで資料を取りに行ってくれました。
そのスタッフが医師国家試験の結果について、
表でまとめてくれましたので、参考にしてください。
嬉しいことに、メルリックスの卒業生から、
次々と医師国家試験合格の報告が届いています。
きっと良き医療人となってくれるものと思います。
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http://www.melurix.co.jp/
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