一昨日の昭和大学医学部入試説明会では、
2017年度昭和大学医学部一般入試の1次試験合格最低点も伝えられました。
昭和大学医学部は例年、1次試験の合格最低点を公表しています。

まず昭和大学医学部Ⅰ期の合格最低点ですが
1次試験の合格最低点は400点満点で259点で、
得点率は64.8%でした。

前年の昭和大学医学部Ⅰ期の1次試験合格最低点は
274点、得点率68.5%でしたので
今年度のⅠ期1次試験合格最低点は前年に比べ
15点下がりました。
今年の昭和大学医学部Ⅰ期の数学は
昭和大学医学部しか出題範囲に入っていない
期待値、分散が出題されるなど
これまでの昭和大学医学部で出題されていた数学に比べ、
難しいと感じた医学部受験生が多かったようです。
数学の担当講師は
「難しいと感じた受験生は多かったと思うが、
それはこれまでの昭和大学医学部の過去問と比べてという意味で、
メルリックスの生徒なら、このレベルの問題は解いてもらいたい」
と話していますが、
合格最低点の低下は数学が影響したと考えて良さそうです。

次に昭和大学医学部Ⅱ期の合格最低点ですが、
今年度の昭和大学医学部Ⅱ期の1次試験合格最低点は
400点満点中、233点、得点率58.3%でした。
前年のⅡ期入試の1次試験合格最低点は281点でしたので
48点も合格最低点が下がっています。
Ⅰ期の数学同様、Ⅱ期の数学も計算量が増えるなど
これまでの昭和大学医学部の数学に比べ難化しています。
数学の講師は
「Ⅱ期の数学はⅠ期の数学より多少なりとも更に難しくなっている」
と分析しています。

また、一昨年のⅡ期入試の1次試験合格最低点は257点で
一昨年に比べ昨年の合格最低点は24点上昇していますので、
昨年が易しかったということも言えそうです。

昭和大学医学部の説明会では、
この他に理科の科目間調整はしていないこと、
科目ごとの足切り点は設定していないことも伝えられました。

尚、今年の繰り上げ合格の連絡では苦労したのか
「繰り上げ合格の電話には出て下さい」
という話もあったとのことです。
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