昨日は「日本で一番、私立医学部入試に詳しい」スタッフと
仙台市の東北医科薬科大学に行ってきました。
わざわざ仙台まで行くのは、公表されていない入試情報を得るためです。
東北医科薬科大学としての、高校教員や予備校関係者向けの説明会でしたので、
入試に関する具体的な説明もありました。
今年4月の東北医科薬科大学医学部への入学者を
出身高校の所在地別に分類すると最も多いのが関東の42名で、
次が東北の33名でした。東北医科薬科大学医学部としては
「東北地方の医療に貢献する医師の養成」を掲げているだけに、
もう少し東北からの入学者が増えてほしいという気持ちを持っているようです。
ただ、県別で見ると宮城県の高校出身者は15名で、
14名の東京都を押さえて宮城県がトップでした。
地元ということ、宮城県の修学資金枠30名があることが大きいと思います。
東北医科薬科大学医学部は一般入試のみで、一般入試は
A方式、B方式、一般の3つに分けて募集されます。
これらは併願可能で、併願の際は3つの方式の志望順位を明記します。
今年の入学者100名のうち第1志望の方式での入学者は52名、
第2志望24名、第3志望24名でした。
3つの方式を合格最低点でみると最も高いのはA方式、
次がB方式、そして合格最低点が最も低かったのは一般でした。
これは、昨年と変わっていません。
こういった説明の後、質疑応答に入りましたが、
真っ先に手を挙げたのが「日本で一番、私立医学部入試に詳しい」スタッフでした。
私は先を越されてしまいました。
スタッフが3点、質問をし答えがあって次に私が質問を2つさせていただきました。
私のあとは、高校の先生が質問をして、その他の質問はありませんでした。
大手予備校を含め予備校関係者、特に医学系予備校から
質問があるかと思いましたが、特に質問も無く終了となりました。
一緒に行ったスタッフは、東北医科薬科大学医学部に進学した生徒の
授業が終わるまで待って、更に内部情報を集めていました。
説明会での質問や在校生からの情報は、
全てをお伝えできるわけではありませんが「各科目に基準点(足切点)はない」
「今年の入学者の中にもかなりの多浪生がいて、年齢差別は気にしなくていい」
ということは、お伝えさせていただきます。
また昨年は説明会で「数学を難しくする」との発言があり、
そのとおりに数学は難化しました。理由は省略しますが来年は、
ひょっとしたら化学が易しくなるかもしれません。
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