日本大学医学部の一般入試は通常のA方式の他にN方式もあります。
この日本大学医学部のN方式とは、同一試験日に同一試験問題で
複数の学部を併願できる試験で、一般的には「全学部入試」と
言われるものです。
これまで日大医学部のN方式の定員は3名でしたが、来年度入試から
定員は7名増えて10名になります。
定員3名であれば「受かる気がしない」と思う医学部受験生も、
定員10名となれば「受けてみようかな」と思いそうです。
この日大N方式は、全学部が同一問題の試験になりますので日大医学部の
入試問題に比べると問題そのものの難易度は低くなります。
イメージとして2016年度入試までの近畿大学医学部一般後期入試を
思い浮かべてもらうといいでしょう。2016年度までの近畿大学医学部
一般後期試験の問題は近畿大学の他学部と共通問題でしたので、
医学部入試の問題に比べると易しい問題でした。
「難しめの問題には苦労するけど易しめの問題なら大丈夫」
という医学部受験生の皆さんは、日本大学医学部N方式の受験を考えても
いいでしょう。
ところで、2日前の7月9日(日)に福岡で医学部入試についてお話を
させていただいたのですが、持ち時間が30分と短く焦りがありました。
焦りのせいにしては、いけないのですが日大N方式についてお話した際に
「数学Ⅲは出ません」と言ってしまいました。
日本大学医学部N方式の数学の試験範囲に数学Ⅲは入っています。
お詫びして訂正いたします。
入試もそうですが、あわてるとダメですね。今後、より一層注意して
お話しするように致します。メルリックスのスタッフから
「日本大学医学部N方式では数学Ⅲは出ないと言ってましたよ」
と指摘を受け、初めて気付きました。勢いで言ってしまったのかもしれません。
金沢医科大学で一般後期試験を新たに始めますが、こちらは数学Ⅲが
試験範囲に入っていません。来年度の入試変更についてのお話の中で
金沢医科大学一般後期試験についても触れなければと頭の中にあって、
間違えてしまったようです。
福岡での入試説明会にご参加いただいた皆様、
大変に申し訳ありませんでした。
今後、このようなことの無いよう一層注意致します。
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