昨日は、「岩手医科大学医学部で募集定員の変更があり、
入試要項を見ると岩手医科大学医学部の定員が3名減と
なるように見えますが、実は、医学部定員は変わりません」
とお伝えいたしました。

岩手医科大学医学部の募集定員は、推薦入試で5名減、
一般入試で2名増ですから、3名分はどうなるのでしょう？

それは、新しく始まる転部制度に充てられます。
岩手医科大学志願者でも気付いている人は少ないと
思いますが、「日本で私立医学部入試に一番詳しい」
スタッフは見逃しません。

岩手医科大学の2018年度入試用の入学試験要項の
一番最後に、「その他ご案内」というページが
1ページあります。そのページには「成績開示」「寄付金」と
もう一つ、「転部入学制度」が書かれています。

そこには「本学では、第1学年終了見込みの者で、
学業・人物ともに優秀な者を対象に、転部入学制度を
導入いたします。第2学年から転部を認める制度で、
第1学年在学中に募集・選考を実施します」
と書かれています。

そして、この「転部入学制度」に医学部では3名の枠を
設ける予定とのことです。
岩手医科大学の入試センターに確認したところ、「転部入学制度」の
詳細についてはまだ固まっていないとのことでしたが、
歯学部から3名の受け入れを予定しているとのことでした。

これまで、他学部から医学部への転部制度を設けているのは
昭和大学だけでしたが、岩手医科大学にも転部制度が設けられることに
なりました。

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