国際医療福祉大学医学部1年の有志が、
在校生111人（男子65人、女子46人）に対して、
大変興味深いアンケート調査を行いました。
その結果をご紹介してきましたが、
今回は国際医療福祉大学医学部の面接についての
アンケート調査です。

実際に国際医療福祉大学医学部の面接を受け、
その上で合格を勝ち取った1年生の生の声ですから
大変貴重な情報だと思います。

国際医療福祉大学医学部の面接は
30分の個人面接を2回行います。
最初の30分の個人面接は、「医学部の面接」として
他の医学部でもよく聞かれる質問がほとんどでした。

医学部受験生が苦労したのが
2回目の30分の個人面接です。
メルリックスへの報告によれば
2回目の面接の一番最初に
「この面接では、あなたの教養を見させてもらいます」
と言われたとのことです。

国際医療福祉大学医学部1年生の
アンケート結果からもそのことが見て取れます。
アンケートの結果のまとめには
「時事問題や倫理的問題、医療関係事項について問われ、
面接官は前半と打って変わって厳しめ。
面接官の質問に対して自分の見解を述べる」
と書かれています。

実際に面接で問われた事項として
「一億総活躍社会」「子供の貧困」
「国際情報」「ASEAN」などが挙げられています。
また医療に関することでは
「小児科医の現状」「出生前診断」
「終末期の定義」などが挙げられています。

国際医療福祉大学医学部1年生も、
こういった質問には苦労したようです。
医学部合格に向け、受験勉強ばかりの受験生には
厳しい面接かもしれません。
医学部受験生のための小論文の授業を
受講しているのであれば、国際医療福祉大学医学部の
面接対策になりそうですが、そうでなければ
少なくとも国際医療福祉大学医学部の
1次面接に合格したら、大急ぎで
メルリックスが毎年その年度のものを発行している
「医系小論文・面接用語集」などの時事問題の資料集を
読んでおくといいでしょう。

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