金沢医科大学では、一般後期入試を定員10名で新たに実施します。
このことについても、先日の私立医学部入試説明会で、
金沢医科大学の入試担当者から説明がありました。

まず、金沢医科大学として一般後期入試を実施する意図は、
AO入試の定員増などを含めた「多様な人材の確保」であるとのことでした。

さて、その金沢医科大学の一般入試後期ですが、
1次試験の試験科目は英語と数学で、理科は課されません。
また、数学の試験範囲は数学Ⅰ・Ⅱ，A・Bで、
数学Ⅲは試験範囲に含まれません。
数学Bは「数列」「ベクトル」が出題範囲になります。

「日本で一番、私立医学部入試に詳しい」スタッフが
金沢医科大学を訪問した際に、数学Ⅲと理科を課さないことについて
「金沢医科大学では編入学試験でも理科と数学Ⅲを課しておらず、
これまでこの試験科目での入学者は全く問題ないため」
との説明を受けたとのことです。

ちなみに金沢医科大学編入学試験の数学の試験範囲は
数学Ⅰのみで、理科もありません。

さて、金沢医科大学一般入試後期は新規実施ですから、
過去問はありません。この点について、先日の金沢医科大学の
入試担当者からの説明では、「一般入試前期と同じと考えていい」
とのことでした。
問題のレベル、出題形式等は前期と同じと考えていいようです。
解答形式も前期と同じマークシート方式です。

私立医学部入試説明会では、金沢医科大学AO入試についても
触れられました。
金沢医科大学AO入試については、このブログで何回か触れてきましたが、
それ以上に新しい話はありませんでした。

なお、「金沢は北陸新幹線が開業して以来、観光客が増えて
ホテルが取りにくくなっているので、金沢医科大学AO入試に
出願する予定がある場合は、早めにホテルの予約をしてください」
とのことでした。

金沢医科大学AO入試は、試験日を2日間設定していますが、
1日目に面接まで終われば、試験は1日で終わります。
基本的に近隣に在住の医学部受験生の面接を
試験2日目にするつもりとのことです。

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