昨日、一昨日に続いての近畿大学医学部入試に関する話題です。
近畿大学医学部の補欠からの繰り上げ合格は、他の医学部以上に
大学にとって難しい判断が求められます。その最大の要因が近畿大学
医学部推薦入試が「合格した際には必ず入学する」という条件を
付けていないことにあります。
近畿大学医学部以外の私立医学部推薦入試は「合格した際には必ず入学する」
という条件の付いた「専願制」です。しかし、近畿大学医学部推薦入試だけは
唯一、合格しても入学を辞退することが出来ます。
そして、近畿大学医学部推薦入試の入学辞退締切日は、なんと3月31日17時
までとなっています。近畿大学医学部一般入試の前期、後期やC方式の前期、
中期、後期と同じ入学辞退締切日です。
近畿大学医学部の入試は、一般入試前期・後期、C方式前期・中期・後期と
5種類の入試それぞれで合格者を出しているわけですから、5種類の入試での
入学辞退とそれに伴う繰り上げ合格だけでも他の医学部以上に大変なのですが、
そこに更に推薦入試の入学辞退が絡んで来ます。
一昨年度まで近畿大学医学部では、こういった入学辞退者が出た場合の
繰り上げ合格は、どの入試種別での入学辞退であろうと一般後期での
繰り上げ合格で調整をしていました。しかし、昨年度入試からは一般
前期とC方式前期でも繰り上げ合格を出すようになっています。
尚、一昨日と昨日も触れさせていただきました近畿大学医学部推薦入試
対策講座とプレテストのご案内はコチラです。
近畿大学医学部推薦入試プレテストは、本番と同じ近畿大学東大阪
キャンパスで10月9日(祝日)に行います。試験時間も本番と全く同じ時間で
プレテストを行います。このことは、とても深い意味があります。
東大阪キャンパスと言っても入口までの時間と実際の校舎までの時間は違います。
トイレの位置、数も分かります。試験と試験の間の休み時間の使い方、昼休みの
使い方、飲み物などの自動販売機の場所等、様々なことが分かります。
本番の推薦入試の前に貴重な経験が出来ます。
当日、近畿大学東大阪キャンパスまで行けない方は、ご自宅での受験も可能です。
10月1日に大阪創医塾で行う近畿大学医学部推薦入試対策講座にご参加された方には
推薦入試の10年分の過去問と小論文で出題されたテーマをまとめた小論文テーマ集も
お渡し致します。
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