医学部受験生の皆さんは、志望校の過去問を解いていると思います。
センター試験を受験するのであれば、センター試験の過去問を
優先しているかもしれませんね。
一方で、センター試験を受験する予定のない私立医学部入試一本の
受験生の皆さんは、志望校の過去問に取り組んでいることでしょう。
私立医学部受験生の皆さんは、第一志望校はもちろんですが、
実際には複数の医学部を受験すると思います。
少なくとも5校程度は出願するでしょう。
また、10校程度の医学部を受験する人も多いでしょう。
そうなると、医学部入試の準備に向けて使える時間が
限られている中で、受験する全ての医学部の過去問を解いて
自分なりの作戦を考える時間を作ることは難しいと思います。
受験予定の全ての医学部の過去問研究を行う時間が
取れないとすると、過去問研究はどこまで、
何校やればいいのでしょうか?
医学部入試の過去問研究を行う場合も、メリハリを考える必要があります。
まず、第一志望校がはっきりあれば、当然その医学部の過去問は
少なくとも3年分は時間を計って解いてください。
問題は、ここから先です。
次に過去問に時間を使ってほしいのは、第二志望校ではなく、
自分として最も合格のチャンスが大きいと考える医学部です。
「第一志望の医学部は、特には無い」と考える医学部受験生なら、
自分にとって最も合格の可能性が高いと思われる医学部の
過去問に、まずは取り掛かってください。
医学部受験生の皆さんは、それぞれ進学したい医学部があると
思いますが、「医学部生になる」ことも重要です。
私はそこに注力すべきだと思います。さらにもう1校、
過去問に手を付ける医学部を考えるなら、次に合格の
可能性が高いと思う医学部でいいと思います。
過去問研究をしっかりやることのできる医学部は、
3校程度ではないでしょうか。
これ以上増やす場合は、1~2年の過去問を解くだけでも
いいと思います。また、自分で医学部の過去問を解く時間が
なければ、医学部予備校の大学別対策講座を利用するのも
いいと思います。
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