こんにちは。
メルリックス学院のトータルアドバイザーの鈴村です。
昨日は杏林大学医学部の1次試験が行われました。
杏林大学は問題が持ち帰れるので、試験から
帰って来た生徒達の出来を聞きながら、
ああでもないこうでもないと将棋の感想戦の
ようなことをやっていました。
数学で正八面体の問題が出題されたので
「これ、高田先生がすごく上手な解法を知ってそう」
と数学の専任講師の名前を出したら「そうそう、
高田先生からはこう言われてて…」と案の定、
簡単な解き方を教わっていたことが判明しました。
ところが、「でも、それが本番で思いつかなくて。
後から思い出したんですよね」と言われ、「いやいや、
それじゃ意味ないでしょ!」と思わず叫びました。
ところが、別の生徒にその話をしたところ、
「でも、あれはそれを知らなくても解けますよ。
東大の問題に似た物があって…」と言われました。
その生徒は慶応、慈恵といった医学部を目指して
いるので、メルリックスの教材にプラスαして
自分でも難しい問題に取り組んでいます。
「今年の杏林の数学は、1と3が解きやすくて、
2と4が解きにくかった。2は知っているかどうかの
問題だから、2を捨て問にするか、4を捨て問に
するかはそこで変わってくる」と冷静に言われました。
また昨日、SNSを通じて情報提供いただいた金沢医科
大学医学部の物理について、生徒と「この問題がやり
にくかったって言われたけど本当?」と聞いたら
「そうですね。そこはやりにくかったし、そこが
できないと最後の1問を除いて、後が全部でき
ないから大事ですね」と言われて、入試において
誰もが解ける問題と、ここは落とせないという
合否を分ける問題の差を改めて感じました。
もっとも、私立医学部は東海大学と帝京大学を除いて、
4科目での勝負になるので、合格発表があるまでは
結果についてはわかりません。
杏林大学医学部の1次合格発表は22日(月)の
14:00です。Webで確認することができますが、
大学内に掲示もされるため、メルリックスの卒業生に
お願いして画像を送ってもらう予定です。
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