医学部入試

私立医学部入試の出願状況(2018-01-20)

こんにちは。
メルリックス学院トータルアドバイザーの鈴村です。

今日1月20日午前中の時点で判明している
私立医学部入試の出願状況です。

まず、昭和大学医学部一般I期は志願者数が確定しました。
3,490名と昨年より210名の減少です。
地域別選抜(B方式)は426名と昨年よりわずかに
15名増加しています。

ちなみに、昭和大学歯学部一般I期の志願者数は480名
と昨年より27名増、センター利用I期は194名と昨年
より3名減、今年から導入された地域別選抜(B方式)は
募集人員6名のところ8名が出願しています。
センター試験を利用する編入II期の出願は0名でした。

また、聖マリアンナ医科大学も志願者数が確定しました。
3,424名と昨年より103名減少です。

明日、1次試験が行われる近畿大学医学部一般前期の
志願者数も確定しています。1,645名と昨年より
105名減です。C方式前期の志願者数も確定しており
720名とこちらは昨年より173名増です。

愛知医科大学医学部も志願者数が確定しました。
一般入試は昨年より157名減の1,976名、
センター利用は昨年より89名増の877名です。

獨協医科大学医学部の志願者数は、1月16日の時点
で一般1,724名、センター利用1,210名です。
既に昨年を194名上回っている一般の出願締切は
17日必着ですので、あともう少し増えるのでは
ないかと思います。センター利用は12日必着でした
ので、昨年度より89名増の1,210名でほぼ確定では
ないかと思います。
栃木県地域枠は一般が136名、センター利用が91名
と昨年度より一般79名減、センター利用50名増です。
一般の栃木県地域枠は出願締切が17日必着ですので、
もう少し増えるかもしれません。

福岡大学医学部の一般は1月16日の時点で2,127名が
出願しています。昨年の同時期とほぼ同じ人数です。
センター利用は既に志願者数が確定しており、795名
と昨年より85名増です。今年は本当に私立医学部の
センター利用入試が人気です。

慶應義塾大学医学部の志願者数は、1月19日の時点
で763名と、昨年の同時期に比べて82名減です。
慶應義塾大学はあまりにも高い難易度が敬遠されてか、
3年連続で志願者数が減少していますが、今年も大幅
に増加することはなさそうです。

日本大学医学部は1月18日の時点で、一般A方式の
志願者数が2,369名、一般N方式が328名と、募集
人員が3名から10名に増えたN方式は既に昨年の
志願者数である200名を越えています。
一般A方式の出願も好調で、昨年の同時期と比べて
約900名増、一昨年の同時期と比べて約300名増と
なっています。参考までに、昨年の最終志願者数は
4,087名、一昨年は4,521名でした。
過去最高の志願者数を記録した一昨年を上回るペース
ではありますが、締切がA方式より1週間早いN方式と
併願で出願している受験生が昨年、一昨年よりも多い
のではないかと考えると、単純に「日大増える!?」と
慌てるのではなく、今後の志願者動向を慎重に見て行
きたいと思っています。

さて、田尻学院長は日に日に快復しており、手術した
部分を止めていた医療用ホッチキスも無事に取れました。
かなり大がかりに止められていたので、部分麻酔でも
かけて取ったのかと思いきや、麻酔も何もかけずに
ペンチで抜いたそうです。

その学院長から「私立医学部のセンター利用の
ボーダーライン予想で、国際医療福祉大学医学部
が河合塾は前年よりダウンの88.0%、ベネッセ・
駿台が前年よりアップの90.5%となっているが、
私立医学部のセンター利用が軒並み志願者を
増やしていることから考えても、ベネッセ・駿台
の方が実態に近いと思う」という分析が届きました。
私もおそらく、国際医療福祉大学医学部のセンター
利用は昨年より志願者が増加しているのではないか
と予想しているので、ボーダーは若干上がるのでは
ないかと思います。

私立医学部センター利用入試のボーダーライン予想はコチラ
『私立医学部センター利用入試のボーダーライン一覧です(2018-01-18)』

***メルリックスの冬期講習***
http://nyushi.melurix.com/archives/205

***メルリックス学院のお試し個別指導***
http://nyushi.melurix.com/archives/1701

***書籍好評発売中***

『私立医歯学部受験攻略ガイド<2018年度版>』発売中!

『医学部合格完全読本』かんき出版(Kindle版あり)