学院長の田尻です。
私立医学部志望者の中には国公立大学医学部と併願の
受験生も少なくないでしょう。その国公立大学
各大学・学部への出願は今週の月曜日、1月22日（月）から始まりました。
出願期間は週明けの1月31日（水）までですので、
国公立大学医学部への出願は早めに済ませて下さい。

ちなみに現在までの国公立医学部の出願状況ですが、
東京医科歯科大学医学部医学科前期日程は
募集人員82人に対し1月25日（木）17時現在で
志願者は103人で1.3倍となっています。昨年の
最終志願者数は366人で4.5倍でしたので、まだ
これからといった感じです。

九州大学医学部前期日程は前年の最終志願者342人に対し、
1月25日までの志願者は前年志願者の3分の1にも満たない90人で、
募集人員の111人を下回っています。公立大学を見ると
大阪市立大学医学部医学科前期は募集人員95人に対し
1月26日（金）11時現在の志願者は170人で1.8倍と
なっています。昨年の最終志願者は346人、3.6倍
でしたので、まだ昨年の半数程度の出願となっています。

国公立大学医学部の出願は、これからといった感じですが、
週明け月曜日には現在とかなり変わっていると思います。国公立
大学医学部入試はセンター試験できっちり点を取り、さらに
各大学の2次試験でも実力を出し切る必要があります。
そういった意味で複数校に出願して複数回の受験
チャンスがある私立医学部入試以上にシビアな入試と
言えるでしょう。センター試験の結果から国公立大学医学部への
出願を取り止め、その分私立医学部対策をしっかりやるということも
あるでしょう。このあたりについては、自分のことをよく分っている
高校の先生や、塾・予備校の先生やスタッフとよく相談して下さい。

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