医学部入試

日本医科大学医学部前期1次試験の合格者は289名でした(2018-01-30)

こんばんは。
メルリックス学院トータルアドバイザーの鈴村です。
本日13時に日本医科大学前期1次試験の
合格発表がありました。今年は289名の
受験生が1次試験に合格されました。
昨年の1次合格者は334名でしたので、
45名の減少です。

今年は学費値下げの影響か、志願者を大幅に
増やした日本医科大学は、昨年の2,200名を
越える2,497名以上の志願者を集めたことが
わかっています。志願者が増加しているにも
関わらず、1次試験合格者を減らしたことで
1次ボーダーラインは、かなり激戦だったの
ではないかと考えられます。

日本医科大学医学部の2次試験では、小論文
と面接が課されます。小論文は60分600字で
図表や写真などが出題されます。昨年の前期は
2日ある2次試験のうち1日目が「ノーベル医学・
生理学賞」、2日目が「人口減少」に関する図表
が出題されました。いずれも最新の凝ったテーマ
です。

昨年から新設された後期の小論文では、動画を
30分見てから、その動画を参考にして自分の
将来を論じよという問題が出題されました。
昨年は岩手医科大学医学部の学士編入試験でも
動画を見て小論文を書くというタイプの問題が
出題され、おそらく私立医学部では初となる、
小論文で動画が出題された年となりました。

日本医科大学の後期試験は、小論文および面接
で受験生の資質を多面的、総合的に評価する
ため、前期より時間が長くなると募集要項には
記載されています。後期の小論文は90分で
行われ、最初に30分間、動画を見てから、
60分600字でテーマについて論じます。
前期試験の小論文は60分で行われますので、
動画が出題されることはないでしょうが、
日本医科大学の小論文は、常に時流に沿った
凝ったテーマが出題されますので、今年も
その傾向に変わりはないと思います。

面接は、個人面接とグループ討論が行われ、
個人面接はオーソドックスな医学部面接が
10分~15分、グループ討論は6名の受験生
で30分間、提示されたテーマについて自由
に討論します。個人面接とグループ討論の
面接官は同じ3名で、グループ討論の方が
先に行われますので、個人面接ではほぼ必ず
グループ討論の感想が聞かれます。

メルリックス学院では、2次対策講座として
日本医科大学医学部のグループ討論対策講座
を、明日1月31日(水)16時から行います。
個人面接は皆さまの都合のいい時間で個別に
対応します。私もグループ討論、個人面接
ともに指導させていただきますので、皆様と
お会いできるのを楽しみにしています。

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ちなみに、昨年の日本医科大学前期は、正規
合格100名、補欠候補者数211名、3月31日
に補欠順位200位台に繰り上げ合格が回って
きたことが確認できています。入学者は前期の
募集人員ぴったりの100名です。前期と後期の
入学者数は今年もおそらく募集人員通りに出す
ものと思われます。

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